2026年1月22日木曜日

575でカガク!太陽

しづり雪時間は命念入りに

息白し金と時間の無駄遣い

冬の空吾にもやれたぜ全ぶっち

着ぶくれて写楽通りを歩き初め

舞い散る雪よ慶喜家家じまい

 

575でカガク!太陽 知られざる驚異の姿

一瞬の熱に爆()ぜゆく鳳仙花   高松沙都子

 

太陽観測衛星 ひので

JAXA宇宙科学研究所 清水敏文 教授

 

俳句✖科学

アンテナが立たない愛の日のスマホ   藍創千悠子

太陽風(ふう)はパイナップルの匂ひ   藻玖珠

100万°C日傘ひとつで受け止める   石川和巳

屋久杉にフレアの記憶鱗雲   高田ちぐさ

 

無花果熟る黒点はしづかに殖()えて   岡一夏

 

北海道や石川県でオーロラが見えたのは太陽でフレア(爆発)が起こっていた

フレア:太陽で起こる爆発現象

噴出されたガス(プラズマ)がオーロラを引き起こしていた

結果、人工衛星が故障してしまったり

GPSや通信にも障害が齎される恐れがあるのです

 

なぜ太陽では大規模な爆発が起きるのか?

そのヒントをひのでが捉えた

黒点が大爆発を引き起こす鍵を握っているのです

磁場の強さを分析 黒点には2つのタイプが存在

白いところがN極 黒いところがS極 に相当する

太陽フレアには磁力線が大事な役割を果たす

なぜ磁力線で爆発が起こるのか?

磁力線はねじれることでエネルギーを蓄える

磁場のつなぎかえが起こる 

繋ぎ変わることで蓄えられたエネルギーを解放される

これがフレアの仕組みだと考えられている

 

磁力線再結合の夜や梟(ふくろう)   杏乃みずな

 

オーロラの衣擦れの音寒昴   田中和美

(季語:寒昴 冬 冬空に輝く星 人間に耳には聞こえない周波数かも

知れないが 音は波 音が立っていると言ってもいいと思う)

 

無花果熟る黒点はしづかに殖()えて   岡一夏

(季語:無花果 秋 取り合わせ 

「季語」と「季語とは関係ないフレーズ」を組み合わせる方法

黒点の数は増えたり減ったりの変動を繰り返す 日本列島黒点)

 

納豆を縦に混ぜて太陽フレア   渡辺香野

 

コロナ加熱問題 コロナ:最も外側の大気層

太陽の光球(表面)6000°C 彩層は1万°C コロナは10000°C

解決の糸口 磁力線にガスがまとわりついているため可視化

(磁力線に)波が立ってエネルギーを伝える 

波が上に上がってコロナのガスを熱している

電子レンジ 波で食品の分子を振動させて加熱

波動加熱説:磁力線の波がエネルギーを運びコロナを加熱

磁力線の波が太陽に存在していることはひのでによって初めて見えてきた

問題は真っ暗な場所 そこの現場を見たい 新プロジェクト開始

太陽観測衛星 SOLAR-C 2028年度打ち上げ予定

主鏡機構 原案模型 1/3サイズ

(衛星の)揺れと反対に鏡を動かせば鏡の作る像をピタッと止める

極端紫外線分光望遠鏡 1万~1500万°Cのガスを観測可能

コロナ加熱問題だけではなく 

巨大フレア発生メカニズムにも迫ることができる

 

フレアがなぜ発生するのか?

さらにはフレアの予報まで結び付けていく上では大事

宇宙天気予報が出てくる時代があるかもしれない

 

太陽に探査機触れぬ青き踏む   青野みやび

 

熱帯夜線香花火でコロナ想う   日之出空師

(季語:熱帯夜・線香花火 夏 季重なり すこぶる下手

 研究者目線では、なかなか コロナ加熱には他にも説がある

 ナノフレア加熱説:コロナ加熱には無数の小さなフレアが関係するという説

 ナノフレアがいっぱい起きている 

 実はこれは清水敏文 教授の句でした ひのでSOLAR-C でした)

 

死は生へ沈みて昇る蕎麦を茹づ   仁和田永

(季語:新蕎麦 秋 

粒状班(太陽表面の模様)⇨内部では大規模な対流運動が起きている証

「死は生へ」は黒点の活動周期なのでは

増える機関と減る機関がほぼ11年周期で繰り返す

終わったあとに新しい活動サイクルが始まる

 

科学も俳句も想像力が大事 

 

ZERO特選句

黒点や声の化石として梟   登りびと

オーロラのタネを待ちゐる新樹の夜   幻笑

 

玄帝や噴き沸く熱の凝(こご)る闇   夏井いつき

 

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