2025年8月21日木曜日

あの本、読みました?道尾秀介

パソコンへサーキュレーター秋暑し

再起動止めぬパソコン残暑かな

打ち込んだ文字は何処へ秋の空

身に入む(しむ)や画面真っ黒再起動

涙ぽた身にしむ秋や再起動

 

■あの本、読みました?この夏、読みたい本!東野圭吾・辻村深月・道尾秀介・窪美澄

窪美澄 道尾秀介 鈴木保奈美 山本倖千恵 林祐輔P

 

夏に読みたいオススメ小説

 

なぜ夏休みを描いた?

「給水塔から見た虹は」窪美澄著/集英社

夏休みって3040日でものすごい成長

夏の終りの切なさを感じたりいろいろな感情を感じる時期

切なさをギュッと書きたかった

 

「給水塔から見た虹は」の一文 窪美澄著/集英社

だから、玄関ドアが開いたことに気づかなかった。

里穂の目の前を、水色のワンピースを着た桐乃が

何も言わずに横切っていく。

桐乃は自分の部屋のドアを開け、力一杯閉める。

「桐乃!」思わず声が出た。

(中略)

「里穂さん…」座って、というように、夫が居間のテーブルを指さす。

「桐乃、楽しんでいたよ。でも」「…でも?」

「里穂さんと行きたかったんだよ。本当に楽しみにしてたんだ。」

「…ごめんなさい」「あやまることじゃない。里穂さんは少し

暴走気味なところがあると思うけど、それでも里穂さんの

やっていることは、里穂さんの人生の一部だろうし、

僕は理解している。だけど、桐乃にとっては…」

(中略)

桐乃の部屋からかすかに泣き声が聞こえてきたような気がした。

いつかの夜と同じだ。椅子から腰を上げた里穂を夫が手で制する。

自分の子どもが声を押し殺して泣いているのかと思うと

身を切られる思いがした。

 

「お父さんは良い人だけど…」

ヒュウを登場させた理由は?

どういう場所に取材をした?

給水塔を取り上げた理由は?

ミステリーで給水塔は不穏なもの

 

「給水塔から見た虹は」の一文 窪美澄著/集英社

給水塔が太陽の光を受けて光っている。あれはいったいなんなんだ。

ヒュウが物心つく頃にはすでにそこにあった。

父さんが家を出て行ったことも、母さんが病院に運ばれたことも、

ヒュウが誰かにいじめられていたことも、

悪い仲間に加わったことも、あれは全部見ていたんだ。

そう思うと給水塔がまるで監視塔のようにもみえる。

 

母親と桐乃にとって給水塔は?

プロットは書く?

 

「向日葵の咲かない夏」道尾秀介著/新潮文庫

アブラゼミが鳴り響いているシーンが頭にあった

向日葵は生命力の象徴で太陽の方を向く

首をくくっていた彼は死の象徴で下を向く

 

「生」と「死」の対比

 

「向日葵の咲かない夏」の一文 道尾秀介著/新潮文庫

縁側の半分ほどまで進んだとき、僕は一度だけ振り向いた。

S君の姿は、壁に隠れて見えなかった。

たくさんの向日葵が目に入った。どれも大きな花を咲かせていて、

その花を、みんなS君のいる部屋の方へ向けていた。

さっきS君は、僕を見下ろしていたのではなく、

あの強く咲く向日葵を見ていたのかもしれない。

そう考えて、急に、ぼろぼろと涙が出てきた。

 

以前から頭にあった向日葵のシーン

窪美澄が印象に残ったシーン

主人公の名前がミチオの理由 分身

なぜ級友の名前がS君? 思い浮かべて欲しくなかった

プロット見せたら編集者に断られた

 

夏に読みたい本

窪美澄

「夏の匂いがする」木爾チレン著 

岩倉しおり写真 有村佳奈イラスト/マイクロマガジン社

R-18文学賞優秀賞を含む初期短編五篇を収録した作品集

 

「夏」と「死」は関係がある?

 

道尾秀介

「賢者の贈りもの-O・ヘンリー傑作選-」最後のひと葉 魔が差したパン 

O・ヘンリー著 小川高義訳/新潮文庫

1905年発表の短編集 貧しい夫婦がお互いに

クリスマスプレゼントを買うお金を工面する話

 

「いけないⅡ」道尾秀介著/文春文庫

ヒントサイト QRコードより

写真の構成を自ら考えた 物語が逆転する

 

「夏の庭」は描写が巧い

 

物語を書く前にプロットは立てる?

物語が勝手に動く

「ランニング中」に思いつく 下りてくる

デフォルトモード 脳は何もしていない時に活性化している

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