2025年8月12日火曜日

藤本壮介&「蛭蓆」&ビートきよし

早朝を病葉(わくらば)集め燃やしたり

秋の庭虫食いの葉よ若冲よ

秋の空氷浮かべた水ごくり

秋暑し一気にお冷やのど通過

もう会えぬ人思い出し星月夜

 

■新美の巨人たち【藤本壮介「大阪・関西万博の大屋根リング」】

会場デザインプロデューサー 藤本壮介氏の言葉

 

空をリングで囲って主役にしてあげられないか

今回の万博はいのちがテーマ

70年の岡本太郎と丹下健三という建築家がつくった丸い空

いのちの象徴をもっと大きくして ここにもう1回戻してこよう

という願いを込めている

 

自然のものと建築物とが重なっていく時に建築は建築らしからぬ

ある意味で弱さを獲得するし それによって自然と調和して

いくんじゃないか という思いはいまだにありますね

 

場を作る 藤本壮介氏

群馬県前橋市 HOTEL白井屋

2008年に廃業した江戸時代創業の老舗ホテルを6年半かけて大改修

「街のリビング」っていう風に呼んでいるんですけど

もしかしたら街の広場みたいな そんな場所になるといいなと

4階までの吹き抜け 「藤本壮介ルーム」

観葉植物のベンジャミンをランダムに配置し 立体的な空間を演出

無機質じゃない人の手がかかっていて しかも生き物が

ここにあるということが お客さんをもてなす時に凄く

良いんじゃないか

小野田賢三「Nothing but flowers2016

「ミケーレ・デ・ルッキ ルーム」

「レアンドロ・エルリッヒ ルーム」

「ジャスパー・モリソン ルーム」

杉本博司「ガリラヤ湖、ゴラン」1992

ライアン・ガンダー「By physical or cognitive means(Broken Window Theory 02 August)

2019

ある場所があって そこに人が集まってくる広場みたいな例えば

それがうまく作られていると 

そこでの活動っていうのはすごく生き生きしてくる

ランドマークというのは単にけばけばしいだけではない

もっと場の持っている力 じんわり人の記憶とか

生活に染み込んでくるような力なんじゃないか

 

静けさの森

杜の中で自然を楽しみだけじゃなくて もう少し深く 

これからの社会とかを考えられるようなそんな環境をつくりたかった

ステファノ・マンクーゾ「The Hidden Plant Community

オノ・ヨーコ「Cloud Piece

トマス・サラセーノ「Conviviality

 

実際この森も新しく作った森なんですけど すでに鳥や虫が

ここにやってきてくれて 

2023125日「静けさの森」植樹

 

今 世界が分断が激しくなってきていて そういう時に万博の

この場所でこんなたくさんの国がひとつに集まって リングの中で

みんな一緒に共存する一つに繋がって我々の未来を一緒に

考えていこうっていう それを体感してもらえるんじゃないか

 

「大屋根リング」の建築費は約344億とされています

やっぱり残した方がいいんじゃないかな 藤本壮介氏

私も同感です!時間の経過とともに再評価されるのではないでしょうか?

 

■夏井いつきのおウチde俳句

一分季語ウンチク「蛭蓆(ひるむしろ)

 

「え~っ」ってもう文字面でインパクト

嫌悪感が出る方もいらっしゃるかもしれませんね

この「蛭蓆」とは何かといいますと 植物になるんですね

水面に生えていく植物になります 生き物の蛭が

生息していそうな場所に広がることから 「蛭蓆」という名が

ついたようです 水の上にザーッと葉っぱを広げていって

夏から秋にかけて長さ7㎝位の茎を水面に出してくる

そういう植物だそうです そこには黄緑色の花も

咲くようです この「むしろ」という単語を使った季語は

他にもありまして 「花筵」とか「苔筵」色んな物が

一面に広がっている様を「むしろ」として表現する

これも日本語として色々見ていくと

共通点が見出せて面白いところです

 

■鶴瓶ちゃんとサワコちゃん

【ビートきよし登場!ツービート結成秘話!】#47

ピンク映画への出演や浅草ロック座での活動、師匠・深見千三郎氏のお話、

ツービート結成の裏話をお聞かせくださいました。

お身体にはくれぐれもご留意の上、お過ごしください…。



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