2025年7月9日水曜日

あの人に会いたい 山本コウタロー

苔の花冷気の流れ誘いて

蛇行した川の流れに身を任せ

味噌樽の深き馥郁(ふくいく)たる香り

熱き日よマガパンサスは涼しげに

(元貴さまとのディズニー)推しの声心でキャッチ水浴びん

 

■あの人に会いたい 山本コウタロー(歌手)

高校2年生のときに初めて人前で歌って それで快感を知ってしまった

生ギターだとやっぱり自分の世界だけを完結できる

当時ちょうど歌謡曲とうのが全盛の時代 日本レコード大賞に代表される

「あの歌は僕たちの歌じゃない」というのは若い世代にあって

「自分たちの歌は自分たちの歌いたい歌を自分たちで作る」

これがやりたいことだったんです

60年代ってやりたいことをやっていい 

ということを何となく許された時代ですね

同時に新しい発見がどんどん出てきた時代

それまでいろいろ人間の文明は進歩していた

進歩していたはずの文明がベトナム戦争とか あるいはアメリカでは

公民権運動 それからフランスではカルチェラタンの学生運動みたいなことで

「本当の進歩というのは何なのかな」と みんなでクエスチョンマークを

つけたときがあるんでね 本当の進歩は何なのか もう一回人間自身にかえって

その進歩を問い直してみよう というところで ヒッピーのムーブメントが出て

全部自分たちでいっぺんやってみようと 

 

僕はよく練習に遅刻したんで それでみんなが 走って来いと言うんで作ったんです

バンドの連中が「走れ走れコウタロー」と歌っているんですよ

ごめんごめんごめん バカやろうとか みんなに言われながら

でもこの歌もったいないよね というので曲にしようというので

「走れコウタロー」が

 

先生がね「君の大学時代は一体何でしたか」

「歌ばかり歌っていました」「そうだね じゃあ こうしよう」

「君が大学時代に作った歌で一番いいと思う曲を私の前で歌ってください

それで卒論と認めましょう」こう言ったんですよ いい先生ですね

ビックリしましたね 大学というのはこんなところだったのかと

その時に「はい先生歌います」って僕も言わなくてね

「先生 そんなこと言わないでください」

「僕だって一応がくせいです 卒論を書きます」って言ったんです

これがその卒論なんですよね 「たくろう・スーパースター」という

こういう卒論なんですけど 書いた人9953山本厚太郎

「だれも知らなかった吉田拓郎」として出版

20万部を超えるベストセラーとなりました

 

「岬めぐり」はそのときB面候補で山上路夫さんから詞をいただいて

本当はこの詞は前に二つのグループにまわっていて曲にチャレンジしたら

うまくつかなくて それで戻ってきた詞をA面を()こうせつに書いてもらって

B面はじゃあ戻ってきた詞だからB面用にっていってきたら

偶然いい曲ができた

コウタローが書いた曲がもう我々スタッフも「これがA面だ

もう絶対『岬めぐり』だ」ということで そして1位になったんですよ 南

 

広島市に寄付させていただきました 本当にあるがとうございました

コンサートは11年間続けられ収益は

広島の原爆養護ホーム建設のために寄付されました

 

あの時代に僕らは夜明け前の闇で 夜明けは近いと歌うことによって

勇気づけられた でも今になっても夜明けが来ない所がたくさんあって

戦争はもちろんなくなっていないですし 「おかしいじゃないか」

僕ら30年も前に夜明けは近いと言っていながら全然まで真っ暗だと

「何を僕らはしてきたんだ」ということですよ「僕らが」だって

僕ら大人がこういう今の社会を作っているんですよ

また山本氏は環境問題への造詣が深いことでも知られています

人類が少し変わらなくちゃいけないのかな 面倒くさいことを

今までずっと人類はやめようと思って生きてきたわけですね

歩かないで自動車に乗って 楽をしていく ところがそうやっていると

地球がもたないということが判明をいたしまして 今まで楽になる事が

進歩だった 今度は面倒くさいことをやることが進歩 分別することが

人類としての一つの進歩なんじゃないかな そのためのシステム作りを

どうしていったらいいのか意識変革をどうして いったらいいのか

これはいろいろ皆さんご議論いただくところなんですけれども

 

これはですね コウタローに ニンジン これはうまい!

我々みたいなグウタラ農家は雑草も生やしておくの そうすると

虫は 雑草も食べるけど野菜も食べる 雑草も食べるけど野菜も食べる

って残してくれるわけ これね「自然農法」ってこれに行き着いてからは

本当にうまい 「大事なものが何なのかな」ということが

見えてくるんですよね 食べるもの 空気 水 それだけでいいのね

時々やっぱり戻ってね 「大事なものって何かな」

あとはもう景色だね 汚しちゃいけないね 

 

やっぱりできることから何ができるか

別に緑化だけでなく いろんなことがあると思う

僕は何をしたらいいのか 改めて次の世代のために

どうやって貢献していったらいいのか考える

 

走れコウタロー

https://www.uta-net.com/movie/546/

 

岬めぐり

https://www.uta-net.com/song/4314/

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