草間彌生女史へ
反復と増殖を繰り返す夏
七色に変化する富士夏の空
夏の浜網目模様のリトグラフ
一万四千個の水玉描く
承諾得ずに刷った富士山噴井(ふけゐ)
参照:https://bunsekisinri.com/2023/09/11/kusamayayoi_ronbun/
■アートシーンより
・鰭崎英朋(1880-1968)(ひれざきえいほう)
妖艶な女性を描くことを得意としていた
英朋は挿絵の世界にとどまり大衆に寄り添って絵を描いた
明治時代になると浮世絵は文明開化や日清戦争など
報道的な題材を描くようになる
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B0%AD%E5%B4%8E%E8%8B%B1%E6%9C%8B
・水村喜一郎
生きて、旅して、絵を描いて…
口と足で描く芸術家
https://www.mfpa.co.jp/gallery/mizumura/index.html
1946年7月東京都生まれ。
9歳の時に高圧線で感電し両腕を肩から失う。不自由さを伴いながらも、
先生や友人たちの温かい応援を受けながら、手の代わりに口と足を使って
生活の全てにわたり何事にも果敢に挑み、自助の精神を貫き通した。
小さいころから画家を夢見て、事故後すぐ口に筆をとり、
14歳の時から油絵を描き始める。17歳の春に初めて公募展に入選。
これを機会に油絵への情熱が高まり、創作活動に打ち込む。
静寂と安らぎを宿す世界を独特の美しさで描き、
「描く詩人」といわれ、技術とその絵の持つ力は傑出している。
・𠮷田耕三と北大路魯山人
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E8%80%95%E4%B8%89
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E5%A4%A7%E8%B7%AF%E9%AD%AF%E5%B1%B1%E4%BA%BA
・極上の仮名 王朝貴族の教養と美意識
書家であり日本書跡の研究者であった飯島春敬しゅんけい(1906~96年)が、
蒐集品をおさめた書芸文化院「春敬記念書道文庫」の平安時代に書かれた
仮名の名品に五島美術館や国内に現存する稀少な遺品を加えた約100件を展観。
平安時代の11世紀から12世紀に尊重された仮名の書風や料紙装飾に着目し、
王朝貴族の美意識を紹介します。
また春敬は日本書跡の淵源である中国書法にも目を向けました。
本展にあわせて春敬旧蔵の日本書跡と中国文物コレクションから、
明末清初の書跡の優品や近代の書家・上田桑鳩そうきゅう(1899~1968年)
旧蔵の拓本類約20件を厳選して公開します(会期中、一部展示替あり)。
春霞立てるやいづこみ吉野の吉野の山に雪はふ降りつつ
歌の意味
もう春にはなったが、いったい春霞のたちこめている所はどこにあるだろうか。
この吉野の里の吉野山はまだ雪が降っていて、いっこうに春めいてもこない。
よみ人しらず 古今和歌集
紙には雲母砂子(きらすなご)という加工が施されている
明日香川瀬々の玉藻のうちなびき
こころは君に寄りにしものを
意味: 明日香川(あすかがは)の瀬に生えている藻(も)が流れに揺れ動くように、
私の心はあなたになびいています。
■日曜美術館 ジャポニスム 西洋を変えた❝美の波❞
馬渕明子 三浦篤 ジョルジュ・レスコヴィッチ
歌川国輝
歌川国貞(三代目歌川豊国)の門人。姓は太田、通称は金次郎。
五蝶亭、新貞亭、独酔舎、一雄斎、雄斎、一泉斎、一心斎などと号す。
作画期は文政から安政の頃にかけてで、初めは歌川貞重と称し
弘化4年(1847年)頃まで子供絵、教訓絵などの錦絵を多く描く。
改印が名主単印のみであった天保14年(1843年)から弘化4年(1847年)に
かけての頃の錦絵「花のえん日商売のあきうど」において
「貞重改国輝画」と落款しており、この時期に貞重から国輝に名を改めたと見られる。
弘化4年(1847年)頃に国輝と改名したともいう。
国輝と改めてからは嘉永から安政にかけて合巻の挿絵を多く手がけ、
美人画、役者絵も描いた。
さらに安政2年(1855年)以降は二代国彦と名を改め、
同年6月の「当世美人花之賑」などに「国輝舎国彦画」と落款している。
また歌川芳艶と競って刺青の下絵を描いた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%8C%E5%B7%9D%E5%9B%BD%E8%BC%9D
クロード・モネ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8D
グスタフ・クリムト
ラフェエル・コラン(1850-1916)
黒田清輝らに西洋画の書き方を教える
鈴木春信(1725-1770)が好き
・ポール・シニャック(1863-1935)
日本伝統の美の模様
日本の色に惹かれていた 「和紙は色をゆらめかせる」均一でない色の揺らめき
究極のジャポニスムはフィンセント・ファン・ゴッホ
思想性・宗教性のジャポニスム
近接拡大と切断 非対称性の効果
ルネサンスから500年続く 非常に確固たる世界を崩そうとした
自由でいい 大胆でいい
別の文化を吸収するエネルギー
作り変えてしまうエネルギー
惹かれるのは移ろいゆく空の色
透明な光の世界
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