草間彌生女史へ
水玉の南瓜と言えば草間かな
アイコンはドットとネット熱き日々
幻覚を描いた草間の夏の夜
雲の峰愛と孤独を生きた女
毒親に育まれ木の枝払ふ
参照:https://bunsekisinri.com/2023/09/11/kusamayayoi_ronbun/
■夏井いつき俳句チャンネル
【新刊案内】パパイアから人生【「老い」は俳句にした方がいい?!】
凌霄(のうぜん):は夏の季語です。
具体的には、晩夏 (ばんか) の季語として分類されます。
ノウゼンカズラ科の植物で、夏にオレンジ色のラッパ型の花を咲かせます。
老いを詠むことはオリジナルティーに溢れている。
人それぞれに違うから…。と夏井いつき先生。
■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「白南風(しろはえ)
南風と書いて「はえ」と読むというのは
色々歳時記を見ている方 ご存じの方も多いかもしれません
天文に分類される季語になってきます
そしてこの「白南風」何かといいますと
梅雨の晴れ間や梅雨の明ける頃そして梅雨が明け切ったあたりに
雲を吹き流すような一掃して無くしてしまうかのような
そういう風のことを「白南風」というんです
これから気持ちよく晴れていく そういう明るい未来を
予感させるようなそんな季語になっています
この「白南風」と対照的な季語として
「黒南風」という季語もあります
「黒南風」は逆にどんよりとした雨を連れて来る
そんな風になっています
「黒南風」と「白南風」そういうイメージの対象としても
聞いた季語「白南風」皆さんも一度使ってみてはいかがでしょうか
■鳴潮 より
生きてゐることの烈しき蛸(たこ)掴む 吉田汀史
蝉しぐれ防空壕は濡れてゐた 吉田汀史
戦争に出たきりの人待つ田螺 吉田汀史
英霊のあまた通りし麦の秋 吉田汀史
(麦秋の中を、家族の胸に抱かれて帰る白い箱。
それをボク達は黙って出迎え、そして見送った 「汀史虚實」)
逝く年のいまどのあたり夜の空 吉田汀史
7月1日
「風冴ゆる」冬から「風光る」春へ。さらに「風薫る」新緑の初夏から
「風涼し」の夏の終盤へ。
「政府は帆であり、国民は風、国家は船で、時代は海。」
カール・ルートヴィヒ・ベルネの名言
「風が吹き吹き笹藪の笹のささやきききました」
金子みすゞ『七夕のころ』より
7月9日
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