2025年7月6日日曜日

あの本、読みました?染井為人&結城真一郎

薫風や朝陽の桜煌めけリ

夏の朝レンジの次はIH

愛する人のために生きたい蝉生まる

関取のトップ争ひ夏の芝

感情を水音色へ置いた夏

 

■あの本、読みました?「#真相をお話しします」話題映画の原作小説!辻村&背筋&マハ

結城真一郎 染井為人 鈴木保奈美 角谷暁子 林祐輔P

 

観客動員数150万人

「#真相をお話しします」の創作秘話

結城

アガサ・クリスティが逆立ちしてもYouTuberの話は書けない

その土俵なら僕でも戦えるし活路を見出せるんじゃないか

 

「正体」の原作者 染井為人 「悪い夏」映画化 発行部数25万部

傑作犯罪小説 完全映画化

原作小説と映画を比較

染井

映像化で「こうなっていればいいな」と思っていたのが実現していた

僕はある意味救われた

 

今年はヒット小説が続々映画化 話題映画の原作SP

 

辻村深月

20257月公開 この夏の星を見る

 

背筋

20258月公開 近畿地方のある場所について 

 

「#真相をお話しします」結城真一郎著/新潮文庫

執筆のきっかけは?

「惨者面談」は実体験?「三角奸計」も元ネタは実体験

 

「#真相をお話しします」の一文 結城真一郎著/新潮文庫

ひとしきり事件の経緯を語った慎一が、窓の外に視線を移した。

僕もコーヒーカップを手に取ると、椅子の背にもたれかかる。

これが事件の全真相。たしかに悲劇は起きたものの、

いちおうは解決をみた。そう思った瞬間だった。

「ただ、まだこの事件には、片桐さんが知らない事実があります」

(中略)

心臓が早鐘を打ち、全身から汗が噴き出してくる。

張りつめたような沈黙―慎一が口を開いたのは、

それからしばらくしてのことだった。

「実はあのとき、あの家に私の家族は誰一人としていなかったんです」

耳を疑った。

 

プロットを書いている?

映画はそれぞれの短編を1つに統括した

小説は暴力シーンが多い

 

「三角奸計」の一文 結城真一郎著/新潮社

「イツメンを舐めるなよ」

彼女の傍らに屈んだまま、宇治原は屈託なく笑ってみせる。

それと同時に、場の緊張がフッと緩んだ気がした。

もしや、許してくれるのか?そう期待した刹那だった。

「そこで教訓だよ」その顔から、すべての表情が滑落する。

「おい、やめー」彼女の喉を間一文字に切り裂く、躊躇なき一閃。

断末魔の絶叫。飛び散る血飛沫。

 

映画では暴力シーンは音で表現

演技が良かった俳優は?桜井ユキ 伊藤英明

 

人気作家の小説が映画化

原田マハ 20259月公開 風のマジム

 

村田沙耶香 2025年秋公開 消滅世界

村田さんの親友の作家・西加奈子さんは

鈍器で頭を叩かれたような感覚でしんどかった

主演:蒔田彩珠

 

「悪い夏」染井為人著/角川文庫

生活保護をテーマにした理由は?

プロッとが全く書けない

 

「悪い夏」の冒頭 染井為人著/KADOKAWA

うっすらと肌寒さを覚えていたものの、枕元のアラームに叩き起こされるまで

何も行動を起こさずにいたら、目覚めたとき喉を痛めていた。

 

連載オファーが来ても断る

 

「悪い夏」の一文 染井為人著/角川文庫

「佐々木さんよ」金本が煙草をもみ消して立ち上がり、佐々木に歩み寄って、

その傍らで床に胡坐をかいた。顔がくっつくのではないかという距離で

見下ろしている。「あんた、不正受給を蔑んでるんだろう。

だから疲れるんだ。おれはちがう。不正受給を正しいと思っている。

不正だと思ってないんだ。いいか、今の日本の劣悪な就労環境で、

自力で生計を立てろなんてのがまずおかしいと思わないか。

底辺の人間が職に就いても得られる給与は生活保護より低いのが現実だろう。

最低限の社会保障すらない。その現実に目をつむって、理想社会を

説いてもそれはまやかしであり、ごまかしだ。つまり世間は、

「生活保護を貰っている奴らは、楽して金を得てずるい」ではなく、

「一生懸命働いているのに生活保護世帯よりも安い賃金しか

貰えない社会はおかしい」と考えるべきなんだ。

 

暴力団の金本に正当なことを言わせた理由は?

小説の方がリアリティーはある

小説と映画でエンディングが違う 映画には救いがある

映画では古川親子に救いがある

映画で想像を超えたシーンは?

 

話題映画の原作SP オススメの小説

結城真一郎

「悪の教典(上・下)」貴志祐介著/文藝春秋

有能な教師の仮面を被った蓮実聖司が殺人を繰り返すサスペンスホラー

 

染井為人

「地面師たち」新庄耕/集英社文庫

地面師たちの組織的犯罪を圧倒的なリアリティーで描いたクライムノベル

 

新作

「どうせ世界は終わるけど」人類滅亡ただし100年後。

結城真一郎著/小学館

 

染井為人は引き籠りにスポットを当てた作品 この夏に発売されるとか…。

引き籠りを矯正させるというプロの話だとか…。

 

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