風光る削ぎ落された音と肉
春かなし本物真似た偽物よ
年重ね肉下りけり花曇
西福寺牡丹桜の咲き誇る
■時をかけるテレビ 池上彰 桜紀行~名金線・もう一つの旅~
1984 桜に魅せられて 桜に生かされて
北陸東海 桜紀行~名金線・もう一つの旅~ 1984年放送
佐藤良二さんの日記より
一人で穴を掘り そして美しい花を咲かせ
そして死んでゆくのが オレの人生だ
人のためにやる仕事ではない
自分の好きなことをして 人々が喜んでくれ
美しい花が咲き それをみて死んでいきたい
「おとうちゃん 日本ばっかかまわずに まず 自分のとこをかまいなさい」
オレが桜のことばかりで 家のことなどかまわぬので
カカ「有名にならんでよい 家にさえいてくれれば!」と泣けり
佐藤良二さんの妻の言葉
「お父ちゃんが花になって帰ってきよった」
荘川桜は高知県にも届けられました。
愛媛県県境 仁淀川別枝
「荘川桜 三十郎」の碑が建てられています。
佐藤良二さんが手塩にかけた苗木は立派に根付いています。
ダム建設のため、立ち退きを迫られていた吉岡重忠さん。
消えてゆく故郷の忘れ形見にしたかったのだそうです。
故郷の風景は大きく変わりました。
水の底に沈んだ故郷を今も荘川桜三十郎はじっと見続けています。
花とは…。
花盛り 落花 花筏 余花(夏に咲いた花 よか)
桜紅葉(秋) 帰り花(冬) 冬木の桜
日本人が桜を愛する理由の一つになっているのでは…❓
花を待つひとのひとりとなりて冷ゆ 黒田杏子
身の奥の鈴鳴りいづるさくらかな 黒田杏子
いつせいに残花といへどふぶきけり 黒田杏子
花巡るいつぽんの杖ある限り 黒田杏子
良二さんが旅立った9年後に花が咲きました…。
■夏井いつき俳句チャンネル
【第5回】楽しい日本語【儲船・後編】
儲船(もうけぶね)
あらかじめ用意しておく船。予備として準備しておく船。
平家物語/坂落より「汀にはまうけ船いくらもありけど」。
源平盛衰記/屋嶋合戦より「城内の軍兵は、儲舟に争ひ乗る」。
花ちるや折矢こぼれ刃儲船 ローゼン千津
孔明の怯懦黄砂の儲船 家藤正人
儲船には当日客と花吹雪 夏井いつき
■日曜美術館 見えない彼方へ ヒルマ・アフ・クリント
もし私の使命が成就するなら
人類にとって大きな意味がある
私には人生の最初から最後まで
魂の道のりを描くことができるから
ヒルマ・シュ・クリント
■鶴瓶ちゃんとサワコちゃん
【浜村淳登場!大阪・天満からお届け!】
昭和の大先輩 浜村淳の言葉
「愛とは けっして后悔しないこと…
浜村淳」
でした。