2024年2月3日土曜日

❝記憶❞未来を切り拓く源泉&名言

寒きびし目的なしの今を寛(くつろ)ぐ
寒波来る能動的を楽しまん 
榾(ほた)割らん修行の果てに会う無心
炉炭点前(ろのすみてまえ)広がる知的好奇心
近視感的思考する人霜柱

■ヒューマニエンス「❝記憶❞未来を切り拓く源泉」
安田涼平氏
記憶はたんぱく質でつくられる
たんぱく質がその記憶のよしあしを
ある程度決めているのは間違いない

澤田誠氏
注目しているのは脳の免疫細胞ミクログリア細胞
これはシナプスを食べてしまう
ミクログリアは細胞や異物を食べて排除する
機能しないシナプスを食べて
情報を通らないようにする働きがある
(シナプスが)記憶にいい状態なのか
変なノイズを伝えていないかを見分けて
配線がいつもいい状態をつくっていくのが
グリア細胞の役割

井ノ口馨氏
記憶を思い出したときに記憶は1回弱くなる
記憶は思い出すたびに強化される
強化される前に一時的に弱くなる

忘れることで身につける
積極的に忘れてそして新しいものを入れる
忘却はネガティブなことではなく
ポジティブなプロセスだと捉えることもできる

運動学習の特徴
失敗が大切エラーが出たシナプスは全部食べられてしまう
エラーのないシナプスだけが生き残る

清塚信也説
過去に聞いたことない音楽をつくることはできない
バッハの時代の和音 ショパンの時代の和音
100年ほど経て和音が複雑になる
ドミソにこの和音をのせるのはあり得なかったみたいな音が
100年するとその和音が当たり前になってきて
突拍子もない和音は音楽だと受け取れない
それはそこに音楽と言う記憶がないから
(上記に関しては坂本龍一氏も同じことを言っておられました。)

「緊張とは記憶だ」
技術はあるのに本番になると飛ぶ
それが怖くて緊張がある
緊張は記憶が本番通りに出るかどうかという人がいる

■名言
井深大 曰く
「本当の経営者は、
 来年、再来年に何をやるかというときに、
 だんだん広げていくのじゃなしに、
 だんだん狭めていく。
 そこに集中するために、いらんことはやめていく。
 そうでなければ集中できない。」

石坂泰三 曰く
「人生はマラソンなんだから、
 百メートルで一等をもらったってしょうがない。」

有島武郎 曰く
「僕は一生が大事だと思いますよ。
 来世があろうが、過去世があろうが、
 この一生が大事だと思いますよ。」

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