2024年2月7日水曜日

偉人・敗北からの教訓第29回・30回&大黒屋光太夫&春の急ぎ&名言

寒雀今の子ロコモまっしぐら
幾何学模様のごと枯蓮の影
組む櫓(やぐら)炎は宙へどんと焼 
左義長(さぎちょう)へ願いを込めん一宇町
横瀬町氷の世界創り上ぐ

■偉人・敗北からの教訓 
第29回「織田信長と浅井長政・義兄弟の悲しき戦い」

人間五十年 下天の内をくらぶれば
夢幻のごとくなり ひとたび生を得て
滅せぬ者のあるべきか

「敦盛」の舞 自分しか愛せない
信長の孤独な心が隠れていたのかもしれません

信長からの教訓
Communication不足
密な連絡を取らずに相手に疑心暗鬼を抱かせる
周囲に配慮すべきだった

長政からの教訓
信長包囲網のチカラを過信した
連合は結束が弱い

長政と市の末娘「江」は2代将軍・徳川秀忠に輿入れした
将軍家の血は深く深く食い込んでいくことになった
織田・浅井・徳川の三家の血が天下を担っていく

人生の教訓
一、 相手に配慮し協力を得る努力を怠るべからず
一、 協力関係を過信して油断するなかれ

■偉人・敗北からの教訓 
第30回「小早川秀秋・想定外の『裏切り』の功名」
秀秋の敗北から学ぶ教訓
一、 年長者の忠告はよく聞くべし
一、 健康維持も重要な仕事と心掛けるべし

■先人たちの底力 知恵泉 
大黒屋光太夫 皇帝を動かした 諦めない心

うどんげの花
仏教の言葉で三千年に一度咲く花

両の耳皮まくれ ふくれ上がり
たわしる多く出て痛むことたえがたく候
「寛政五年神昌丸二漂民両日付吟味録」

手足凍る時は馬を下りて歩行し
身躰あたたまりたる時又馬に乗たる
「北槎聞略」

■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「春の急ぎ」

あまり普段は使わない言い回しかもしれません
歳時記を見ると「春近し」をメインの季語として
その傍題に「春の急ぎ」が収録されている場合もあります
「春近し」という季語 いろんな言い方がありまして
「春隣」とか「春遠し」とか
どんな言葉が付属してくるかによって表情が変わってくる
「春の急ぎ」といった場合 もう冬がパタパタっと終わって
急に春めいてくる そんなニュアンスが出てきますね
「春近し」の色んな傍題 全部作り分けてみたくなりますね

■名言
ピーター・ドラッカー 曰く
「変化はコントロールできない。
 できるのは、その先頭にたつことだけである。」

ラルフ・ワルド・エマーソン 曰く
「人間の幸福は、神や仏が握っているのではない。
 自分自身の中にそれを左右するカギがある。」

荀子 曰く
「人の本性は不定なり。
 一つところを渦まく水のごとし。
 東の方へ切り開けば水は東方に流れ、
 西方に切り開けば西方に流る。」

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