2023年12月6日水曜日

心の時代 選 かわいい民藝 救いの美&名言

死のソフトランディング冬の月
理想の死遂げる人をり冬北斗
息白しエンドルフィンが足りませぬ
日向ぼこ「息を引き取る」由来知る
鐘氷る言われた人は記憶せり

■こころの時代 選 かわいい民藝 救いの美
南砺で民藝運動が育まれた背景には
この地に根付いた仏教の思想があります
浄土真宗が説くのが仏の働きに
一切を委ねて生きる「他力」の教え
民藝運動を薦めていた柳宗悦はこの思想こそが
民藝の美を生み出しているものだと考えました。
南砺の寺で代表作「美の法門」を書き上げました。

とりわけ名もない工人達が
数多く作る民藝品が、
必然に救われるその原理が
つきとめられねばならない。
「美の法門」より

多くは無学な平凡な人達の
仕事であるから、若(も)し、
そこに美しさがあるとすると、
個人の力から湧き出たものではなく、
何かかかる人を超えた力が背后に
働いて作品を美しくさせていると
考えねばなるまい。
「仏教美学について」より

土徳とは
その土地の風土がもつ目に見えない力
柳宗悦らが説いた言葉
https://mizutotakumi.jp/stories/411/

宿業是本能 則是感応道交
宿業は人間の理知によって知られるものではない。
生まれながらにして与えられている本能である。
人間は、理知で宿業を知ろうとしても知られない。
人間ぜんたい、自己ぜんたいが宿業である。
宿業の主観である。だからして、宿業の中に自己がある。
それで人間は宿業を知らしてもらった時は、
すでに仏の本願中にある。大慈悲心のうちにある。
参照:曽我量深著「歎異抄聴記」

悲しみは消えなくてもありのままの姿で
自然のままに生きていけばいい
他力の教えは民藝の精神と深く結びつき
今も南砺の土地に息づいて居ます

私たちの身の回りに無限の救いがある訳です
だから救いに勝る美なんてないんですから
究極の美を見ている訳です
従って民藝にはどれよりどれが上とか
そういうものはない訳です

■名言
マイケル・ジャクソン 曰く
「世界で最高の教育とは、
 その道を極めた人の働く姿を見ることだ。」

ヘレン・ケラー 曰く
「あなたの顔を日光に向けていなさい。
 陰影を見なくてすむから。
 真理に目を向けていなさい。
 心から不安、心配は消えるから。」

リチャード・バック 曰く
「地上において、あなたの使命が終わったかどうかを知るテストをしてみよう。
 もしもあなたがまだ生きているのであれば、それは終わっていない。」

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