2023年12月2日土曜日

あの本、読みました?島本理生

冬星座泣きたい時は泣きませう
冬景色一歩一景次世代へ
運動神経なき親子鴛鴦(おしどり)
城峯(じょうみね)公園桜開花と散紅葉
水面に揺れる桜と紅葉冬の月

■あの本、読みました?
ゲスト 島本理生

ファーストラブ 第159回直木賞受賞
父親を殺害し逮捕された女子大生・聖山環菜
彼女を凶行に駆り立てたものは何だったのか?
臨床心理士の主人公がその家族の秘密に迫る物語

恋愛も見方を変えるとミステリー

星のように離れて雨のように散った 文春文庫
幼い頃に失踪した父 書きかけの小説
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」
人生の岐路に立つ大学院生・春は
3つの未完の物語を紐解き何を見出すのか❓

作中に登場する様々な小説
印象的だった小説に出てくる小説
つぐみ 吉本ばなな
夜長姫と耳男 坂口安吾
飛騨の名工の耳男と無邪気だが残酷な夜長姫の物語

島本理生が衝撃を受けた芥川賞作家の小説とは?
デクリネゾン 金原ひとみ
二度の離婚を経て中学生の娘二人で暮らす
シングルマザーの小説家・志絵
恋愛をしたい母親の孤独と不安と欲望が
娘や周囲の人々を巻き込んでいく

言葉の解像度が高い
主人公は女流小説家に共感しきりだった島本理生さん
刺さった表現

「そういう人が小説を書きたかったって、不思議。
 もっと思い悩んだり、人生に疑問を抱く人が
 書くっていうイメージがあるから」
島本理生「星のように離れて雨のように散った」より

小説家と俳優の意外な共通点

小説家として衝撃を受けた表現
理解されにくい事を言葉で描くのが小説家
小説家として重要なのは「何を書かないか」

俳優として凄いと感じた俳優
自分以外は全て凄いと感じていて大先輩でも子役でも
参りましたって思って毎日帰っていました
仕事の9割はやられたなと思って帰っていました
佐久間由衣ちゃんとか安達祐実さんとか凄いと感じていました

島本理生からちょっと意外なオススメ小説
姑獲鳥の夏 京極夏彦

Red 島本理生
夫の両親と同居する塔子は、可愛い娘もいて、
恵まれた環境で暮らしていた。
しかし、かつての恋人と再会し、これまでおさえていた
不満が溢れ、不倫と言う快楽におちていく。

結婚・出産を経て執筆した「Red」
自分の中で変化・成長を実感した「Red」「ファーストラヴ」
自分の知らない新しい自分が出てくる時が楽しい
Redでシフトチェンジできた
手あかのついたものはもう書きたくない
常に変化を求めることで成長する小説家と俳優
どんどん捨てていく 捨てると新しいものが出てくる
取捨選択が大事

https://video.tv-tokyo.co.jp/anohon/episode/00103668.html
これは素晴らしい!
もう録画は不要なのですね。ありがとうテレ東さま。

0 件のコメント:

コメントを投稿