2023年5月17日水曜日

ロッチと子羊

地蔵院静けさ破る夏の鴨
大胆に且繊細に夏の音
口開けてみんな太りて燕の子
語らわん郷愁誘う五十雀(ごじゅうから)
美に向き合わん自然と「ながら」夏の山

■ロッチと子羊
子どもや若者の幸せを考える「君の声が聴きたい」
コラボ企画

▪心と体の性
フーコーはゲイだった
実存の美学
フーコー哲学のキーワード
実存とはありのままを生きる
「芸術家の絵画は、芸術作品というのに、
 なぜ私たちは芸術作品と言えないのか。」
「自分を世界で唯一の芸術作品にする。
 そんな生き方こそが、実存の美学ではないか。」

❝性の歴史❞からの要約
世界に2人といない個性を持った存在
人は誰でも芸術作品なのだ
同性愛も個性
ありのままの自分を生きていない
実存の美学ではない

コリンズ
インターセクショナリティ
コリンズ思想の要約
交差性
体の性 心の性
隠れている悩みや問題を
可視化することで本質をあぶり出す概念
悩みの構造 仕組みは同じ
周囲の状況で作られる悩み
個人の状況で作られる悩み
複合的に重なって悩みが生まれている
差別そのものを解決しないといけない
完璧な解決方法は出たとは言えない

一人ひとりを個別に扱う個室化を考えれば
全ての差別が無い世界に繋がるでしょう
小川哲学の要約

差別の根本的原因
冷たい社会ではない
お互い助けあおう
きづかいあおう
新しい時代の優しさ
一番変えやすいのは自分

▪コロナ以前に戻りたい
九鬼周造
いやなこともよいことも 
全ては偶然性で成り立っています
それを知ることで生じる運命愛を意識すれば
心は軽くなるでしょう
九鬼哲学の要約

結果には必ず原因があるという
西洋の合理主義を学ぶため

辿り着いたのは合理主義の限界
世の中は必然ではなく偶然ではないか
偶然性の哲学に着目した
たまたま無数の可能性から存在した事態

世の中の出来事は
無数の偶然が積み重なって起きている
一つでも違えば
全く違う現実があり得たはず

無限の可能性の中から
偶然生まれてきた自分
そしてこの複雑な生い立ちは
❝かけがいのないもの❞なのではないか?

よいも悪いもすべての偶然は
自分自身が生きるために
あるのではないか?
複雑な生い立ちを徐々に受け入れていった

悪い偶然だけを否定するのは
自分の存在を否定するのと同じ

自分の存在とは何か?
条件や環境など偶然が整ったから
自分の概念は体を超えて全ての出来事と切り離せない
悪い出来事だけ切り離せるのか
抗うと運命にほんろうされる
起きたことは受け入れないといけない

小川仁志先生の纏め
運命愛を意識すれば
前向きに生きていけるのではないか❓

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