2023年4月23日日曜日

新約聖書福音書&ミラボー橋

ガマズミの目を引く白さ夏近し
石楠花(しゃくなげ)や山肌燃やすつるぎ町
春尽くやルソーの好きなお子様ランチ
行く春や運の良き人悪き人
(ダンヴェール嬢)蜃気楼運を味方に生きる女(ひと)

■100分de名著 新約聖書 福音書 
人の過ちを赦すなら
あなた方の天の父もあなた方を赦してくださる。
しかし、あなた方が人を赦さないなら、
あなた方の父も、あなた方の過ちを赦してくださらない。
(マタイ6:14-15)

■「ミラボー橋」(フランス語: Le pont Mirabeau)は、
ギヨーム・アポリネールの詩である。
この詩はパリのミラボー橋の下のセーヌ川の流れを比喩的に表現して、
時間の経過に伴う愛の喪失を扱っている。
画家マリー・ローランサンとの恋とその終焉を綴ったといわれている。
その背景にはアンリ・ルソーの描いた二人の姿だったとか…。

ミラボー橋

ミラボー橋下をセーヌが流れる
そして我らの愛も
私も思い出すべきだろうか
痛みの後にいつも楽しみが来ることを

夜が来て、時の鐘が鳴る
日々は去るが、私は残る

手と手は近くにあるのに
橋の 
下を我らの腕は
ゆっくり流れる水のよう

夜が来て、時の鐘が鳴る
日々は去るが、私は残る

愛は去りゆく、この流れる水のように
愛は去りゆく
命はゆっくりしているように
希望は激しいように

夜が来て、時の鐘が鳴る
日々は去るが、私は残る

日々も過ぎ、週も過ぎるが
時は過ぎず
様々な恋は帰ってこない
ミラボー橋下をセーヌが流れる

夜が来て、時の鐘が鳴る
日々は去るが、私は残る

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