夜明け前点てる一服花の冷え
鈴懸草(すずかけそう)貞光町でひっそりと
春深む個と向き合ひて内面へ
穀雨受け我が身肥ゆるも種は枯れ
春の果マウント取りて後ろ指
■夏井いつき俳句チャンネル
【俺か、俺以外か】ローランド杯結果発表!【前編】
いふたかてああはなれんで草の花 北村崇雄(たかお)
俺以外開けてはならぬ冷蔵庫 露草うづら
着膨れの鈴木とジャケツの鈴木も来 小森六月(むつき)
テストの日ぼくだけのこる春の土 魚﨑叶皐(うおさきかなう)
冬の山みんながいないいえかえる 中尾壮汰
秋思より逃げよ毛先を切り落とし 北藤詩旦(しいたん)
シクラメン聞かないための美(は)しき耳 村瀬っち
(辞書では美しは「いし」と読みますが俳句では「はし」と読む)
■ワルイコあつまれ
稚児俳句
さよおなら
野遊びや照れくさくってさよおなら 高柳克弘
野遊び 春の季語
ポイント
俳句では感情を直積的に表現しない
さよおならロングヘアーよ風光る 辻内京子
風光る 春の季語
春の日差しが強まり風が光るように感じられること
静けさやさよおならして桜まう 松尾葉 翔
(閑さや岩にしみいる蝉の声 本歌取り)
やは詠嘆 感動を表現する方法
松尾葉 翔の句 添削
さよおなら笑顔を見せて落花かな 辻内京子
落花 春の季語 桜の花びらが散ること
ポイント 「桜まう」は季語ではない
しんしんと桜舞いちるさよおなら 高柳克弘
「静かさ」を表す言葉
しんしんと しずしずと しめやかに
桜舞いちる 春の季語
ポイント
和歌や短歌にふさわしいより伝統的な表現
おならしたプププププププ誰がした 松尾葉 翔
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