2023年4月10日月曜日

兼題「磯遊(いそあそび)」

印象派誕生させたる(ジャン・フレデリック・)バジール(無季句)
(塩塚)二時間かけて山肌走る野焼きかな
(塩塚)五年ぶり野焼きの炎宙を舞う
春の空馬路を見守る大銀杏
春驟雨今はとことん沈みゆく

■NHK俳句 兼題「磯遊(いそあそび)」
選者 山田佳乃 ゲスト 加藤諒 司会は柴田英嗣

今まで見過ごしていたことが目に入って
毎日が楽しく過ごせる

年間テーマ「俳句とエコロジー」
俳句の季題や季語には
昔ながらの生活の知恵が多く載っている
そうした季題を取り上げて無理のないエコロジーな
暮らしや楽しみを再発見していきたい

今週の兼題「磯遊(いそあそび)」
春の季語 旧暦3月3日前後 大潮のころに
潮の引いた浜辺で1日を過ごす年中行事
身を清め 厄をはらう 中国の風習
はまぐりのお吸い物 貝合わせ

▪名句de穴埋めクイズ
つまらなきものをも拾ふ磯遊   森田峠

豊かな自然があるということを
改めて実感できる季語

▪特選六句発表 兼題「磯遊」
童心の欠片(かけら)に気づく磯遊   君村類(るい)
手作りの竈(かまど)の煮炊き磯遊び   迎原夫(むかいはらお)
指笛で呼び合う子らの磯遊   未補
磯遊び家族でつくる貝合わせ   駒田博之
磯遊うすき光の二枚貝   鈴木マリ子(徳島市)
夕日もうセロハン色に磯遊び   内野悠(ゆう)

▪夏井家伝授!
家藤正人&中西アルノ 0からの俳句

楽器屋で0から俳句を体験!
俳句をやるときにも三種の神器 必要なアイテムがある
0から俳句POINT
紙・ペン・歳時記(季語集)
俳句を詠む時に使う「俳号」を決める
夏目漱石は愚陀仏 芥川龍之介は我鬼(がき) 
正岡子規はたくさんの俳号を使い分けていた
俳号にルールは特になし

中西アルノさんの俳号は青山ネモフィラに決定!

▪ゲストの俳句
知らぬ間に尻濡れたるや磯遊   加藤諒
「推敲」についての質問

▪特選三席発表 兼題「磯遊」
 磯遊びローソク岩の灯るまで   松本健(たけし)
 海側に何時(いつ)も父居(お)り磯遊   三好泥子(でいし)
💮 一歩二歩風につかまり磯遊び   鋤柄(すきがら)郁夫

柴田の歩み
4月 推敲で遊んでみる

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