2023年3月15日水曜日

日蓮&エゴン・シーレの言葉

甲子園初出場の寄付集め
春一番と21世紀枠
黒北風(くろきた)や滑舌悪きアナリスト
炭鉱のカナリアなのか春の空
昼食に伏せる瞼や春陽射し

■偉人・素顔の履歴書 「闘う仏教者 日蓮」
日蓮の言葉
日本国でいささか取り扱いに
困っている身を
九年まで帰依された志は
言葉では言い尽くせないので
いずこで死んだとしても
墓は見延の沢に
してくださるべきです

■新美の巨人たち 
ぼくの粗野な教師たちは
ぼくにとって常に敵だった。
今 ぼくは自分の人生に
命を吹き込まねばならない!
世に出たいんです
自分の芸術で世界に問いかけたいんです。
伊藤直子訳・編『エゴン・シーレ「自作を語る画文集」永遠の子ども』八坂書房

結婚するつもりです。
幸いなことにワリーとではなく。
シーレにはエーディトという女性が現れていたのです。
「死と乙女」1915年は最後に描いたワリーです。

あらゆるものは、生きながら死んでいる。
黒井千次訳・編「エゴン・シーレ魂の裸像」二玄社

グスタフ・クリムトが1918年2月 55年の生涯を閉じました。

ぼくらはすべて、何よりも時代の子供なのだ。
少なくとも この時代へと分け入る道を見出した、
そういう人間なのである。
黒井千次訳・編「エゴン・シーレ魂の裸像」二玄社

クリムトの死後8か月 妻のエーディトが
スペイン風邪で亡くなりました。
その3日後スペイン風邪を患ったシーレも
28歳で永遠の眠りにつきました。

ほおづきの実のある自画像 永遠の少年のまなざし

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