すれ違う 虚しき会話 秋浅し
合わそうと すればするほど 秋湿り
秋高し 山より烏 降りて鳴く
夜明け前 飛ぶ鳥照らす 秋の月
575で化学
恐竜 特選句が発表なりました!
夏井いつき先生と検証してくださったのは
国立科学博物館 標本資料センター
コレクションディレクター 真鍋真氏でした。
まずは、夏井いつき先生の詠まれた句から
ものがたる化石さえずる骨も秋 夏井いつき
胡桃二個分の脳函なる愁い 夏井いつき
選者:夏井いつき
落着きのなき恐竜もゐて小春
板柿せっか
第六絶滅期最中にゐて涼し 寺沢かの
ユリノキの花恐竜の目の高さ 野村かおり
第六絶滅期最中にゐて涼し 寺沢かの
ユリノキの花恐竜の目の高さ 野村かおり
恐竜は死んだ蛙は生き延びた
平本魚水
恐竜の肌は虹色かも素風
ひでやん
恐竜の骨に噛み跡夏の空
くま鶉
化石竜の眼の穴の闇秋の声
高橋寅次
恐竜の胃石ごろごろはたた神
中山月波
小鳥来てひろびろ恐竜の眉間
香野さとみZ
図鑑よりプテラノドンの飛びて雪
きさらぎ恋衣
選者:佐藤貞子
恐竜は飛ぶことにした雲の峰
一斤染乃
満月へ恐竜求愛の叫び
彩楓
進化とは存外速し時鳥
播磨陽子
恐竜に母性泰山木の花
片野瑞木
第六絶滅期最中にゐて涼し
寺沢かの
恐竜に詳しい人が多いので驚きました。
恐竜は鳥となりて、現在生き延びていたのですね。
今後、その目で鳥を見たいと思います。
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