2019年9月10日火曜日

自分が自分であるために詠む 俳句甲子園2019 より

赤蜻蛉 キャリーバックの お出迎え
姫茜 ボールの行方 追いかけて
秋茜 フェンスに止まり 右左
ゴルファーの フォーム観察 赤蜻蛉
山降りる 人を見送る 姫茜 

自分が自分であるために詠む 俳句甲子園2019 より

昨年、気分が悪くなったので今年は見るのをやめようか
と、思ったのですが、またまた見てしまいました。

自分勝手に病んで独り相撲している人が取り上げられていました。
どうしてあの様な人を取り上げるのでしょうか
完全に病んでいます。
病んでいない野城知里さんにスポットを当てて欲しかったです。
健康な人にスポットを当てて貰わないと
俳句を詠んでいる人全員が疑われます。
今回、私が注目したのは愛媛県立松山東高等学校の中山寛太君でした。
言葉の拘りも命の神秘をも素晴らしいと思いました。
上位進出は逃しましたが、素晴らしいものを持っていると思いました。
中山寛太君の言葉です。
「自信を絞り出して、無い自信を作り上げて
 自分が自信を持てるような句を作りたいですね。」
何と謙虚な…。ますます好きになってしまいました。

番組中に病を持った女の子に一言!
俳句にこだわりは持ってはいけないと思います。
鑑賞する人が自由に解釈するものだと思います。
同じ感情を共有しなくてはいけないとか、
間違っているだなんて驕りの何物でもないと思います。
解って欲しいのは解りますが、
俳句にそれを求めるのは傲慢と言うものです。
気に入って貰えればそれで良いのではないでしょうか?
芸術とはそういう存在ではないでしょうか?

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