2019年9月18日水曜日

四宮生重郎さんへ感謝を込めて…。

水澄むや わずかな時間 忘れたし
愛は美を 際立たせたる 老いたてふ 
台風禍 何もなかった ことのよに
無花果や 亡父の自慢 聞こえくる
神様は いつも隣に 夜長かな


四宮生重郎さんが915
91年の幕を閉じられました。
徳島新聞では3面を割いていました。
それなのに、WEBでは一切見せないという…。
徳島の県民性でしょうか?
阿波踊りを20歳から踊られ
71年踊り続けられた人生でした。
阿波踊りをここまで愛した人を私は知りません。
四宮生重郎さんの阿波踊りはまさしく芸術でした。
四宮生重郎さんに阿波踊りを教えて貰った時には、
写真まで撮り、書までプレゼントしてくださいました。
四宮生重郎さんに後ろから手を取られた私は
緊張で体が硬くなっていたことを今でも覚えています。
「カチカチになっとるでぇ~。」と注意されましたっけ…。
それでも、優しく丁寧に指導してくださいました。
亡くなられる2日前にお見舞いに行かれた方が
声をかけても目を開けないでひたすら手で
阿波踊りを踊られていたとか…。
亡くなられる寸前まで踊られていたのですね…。
謹んでご冥福をお祈り申し上げております。
あなたの踊られる阿波踊りは本物でした!
あなたの阿波踊り、あなたの笑顔、あなたのお心遣い、
いつまでも忘れません…。合掌…。
ありがとうございました。



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