週刊ニュース新書 あとがき より
箱根山 超すとき汗の 出でやせん
君を思ひて ふき清めてん 松陰(吉田) 1859年
木の芽摘む そで二おちくる 一聲二
よをうち山の 本とゝぎ須かも 久子(高須) 1886年
吉田松陰には 恋人がいたそうです。
と 田勢康弘氏が 教えて下さいました。
これは 相聞歌に属し お互いに
恋する人について 詠った歌だとか・・・。
松陰は江戸に召喚され
江戸の牢獄入れられたのですが・・・。
その際 箱根山を超える時に 恐らく
初めての恋人 高須久子から貰ったハンカチで
汗を拭きます。と詠われたのだとか・・・。
それに対し 久子は 松陰が
亡くなり27年後に詠んだ歌だそうです。
「よをうち」とは 世の中を打つ!
という事で 松陰を指しているとか・・・。
田勢康弘氏が 説明して下さいました。
私感
初めて 知りました。
吉田松陰に その様な女性がおられたとは・・・。
吉田松陰が 急に近しい人間と為りました。
あまりにも 現代離れしておられた印象だったのですが・・・。
理想論ばかりを振りかざして
おられたのではなかったのですね・・・。
でも 没後27年も経過して 松陰への思いを詠った
高須久子の事が もっと もっと 知りたくなりました。
松陰が思いを寄せた女性って・・・?
興味がそそられます。
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