100分de名著 ブレーズ・パスカル著「パンセ」
第2回 人間最大の卑しさは名声の追求にある より
番組中 心に響いた言葉は・・・。
「真実を伝える事は たいてい 伝える人にとって 不利に働くようだ。
真実 故に 憎まれる事になるからだ。」
そうなんですよね!
どんなに親しい人であっても 仲良しであっても
傷つける事になってしまうんですよね。
「あれこれ 手を尽くしても 叱責という薬は
相手の自己愛にとって 苦しい事に変わりはない。
そして たいていは 薬をくれた人に対して
密かな恨みを 抱くようになるのだ。」
私は 私の事を思って 真実を言ってくれた人には
心より 感謝しています。
中々 言って貰えませんから ありがたい存在です。
ただ 自分の価値観を押し付けてくる人には 辟易ですが・・・。
ラ・ロシュフコー 曰く
「真実とは 太陽光線のようなものだ。直視する事ができない。」
どんなに その時 苦しくても 直視しないと
後々 良い結果は出ないのではないでしょうか?
自分を高めるためには 自己愛以上に 周りからのアドバイスを
受け入れる 素直な心が人間を向上させてくれるのではないかと・・・。
ゲストの鹿島茂氏は 「自己愛と 褒められたいというのは
人間の根源的な衝動」と仰られましたが・・・。
自己愛は 多かれ少なかれ 人間は所有していると思うのですが
褒められたいと 思っていない人はいるのでは?と・・・。
人生 目立たず 人知れず棲息したいと
願っている人が 私の周りには居たりします。
身の丈のあった人生を送る事だけに 精一杯の人が・・・。
宮沢賢治を彷彿とする人が・・・。
詳細は↓
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/13_pensee/index.html#box02
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