2025年10月10日金曜日

激辛料理で一句

秋の風上手下手より好き嫌い

秋晴る(菅井)円加のBallet Japanese

裸足で踊るラ・シルフィード初秋

バウンスで阿吽の呼吸星月夜

秋を舞うこれらが才というものか

 

■プレバト纏め 2025109

激辛料理で一句

特別永世名人 梅沢富美男の締めの一句

唐辛子食みて胃の腑に龍二匹

(龍と唐辛子 何となく似合う 俳句で言う「付かず離れず」

 胃の腑に龍二匹 大胆な比喩もいい 「て」が原因・理由を説明する

 緊迫感がなくなる 「て」一文字が愕然と緩ませている)

唐辛子食むや胃の腑に龍二匹

 

名人への試験 森迫永依

天高し検診終わりの激辛麵

(んが韻を踏んでいるので中八下六が気にならない 

リズミカルな調べを作っている)

 

1位 高橋光臣

夜稽古ここ一番のとうがらし

(情景と心情が浮かび上がる シンプルに書けばいいだけ

 燃やしたり気付いたりする必要はない 店の名前にしなかったことは得をした

 とうがらしは漢字で書くと閉まった感じになる 時間情報を入れた方が良い)

稽古ここ一番の唐辛子

殺陣稽古ここ一番の唐辛子

 

2位 豆原一成

秋時雨辛き余燼(よじん)が腹にあり

添削(余燼:事件や騒動などが一段落した後もまだ影響が残っていること

   人生の辛い出来事辛い心情 まだ腹に残って燻ぶっているのです

   冷ますかのように秋の時雨が降ったり止んだりしています 

深い人生の一句にも読める 語順 散文 普通の文章の語順)

腹にあ辛き余燼秋時雨

 

3位 鈴木亜美

秋澄むや蒙古タンメン香り待つ

添削(蒙古が強過ぎて季語が際立っていない)

10辛のタンメンの香や秋澄めり

 

4位 三島達矢

唐辛子気づかぬマーク地獄行き

添削(詩のかけらが全くない)

唐辛子激辛マーク見落として

 

5位 眞鍋かをり

椀に燃ゆ彼岸花見し気は朧

添削(秋の季語:彼岸花と春の季語:朧 大凶の一句 

   表現者としてプライドかけて言葉紡いでいるのに 

彼岸花は季語として機能しない) 

朦朧(もうろう)と椀に唐辛子の赤し 

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