2025年10月28日火曜日

心おどる 茶の湯 表千家 利休のこころと形③

吾のために使う時間や秋麗

ドイツから修業求めて天高し

秋の空悟り探して安泰寺

秋の山ネルケ無方の笑い声

人生の意味問い続く秋の寺

懸命に今を生きたし星月夜

 

■心おどる 茶の湯 表千家 利休のこころと形③竹の道具

京都 奥嵯峨

表千家家元教授 木村雅基

竹の道具 

京都 上京区

竹細工・柄杓師 十四代 黒田正玄(しょうげん)

柄杓(ひしゃく) 合(ごう)

茶杓(ちゃしゃく) 十二代 黒田正玄 作 

中節(ぶし) 利休形(がた) 櫂先(かいさき) 

竹笹香合(たけざさこうごう) 竹節水指(みずさし)

花入(はないれ) 竹一重切(いちじゅうきり)花入 銘園城寺 伝千利休作

石割れ 景色と呼ばれている 七代如心斎 好 稲塚切花入 見立て

十四代 而妙斎 好 竹蛇籠花入 

竹蛇籠:河川の治水などで使われる竹製のかご

 

表千家 十五代家元 千宗左 

利休所持 油竹菜籠炭斗(すみとり) 

花の生け方 

「花は野にあるように」 利休

一重切花入は花窓に入れる

天龍寺竹 一重切花入 銘 さが野 キキョウ・アケボノソウ・シモツケ

 

竹籠の花入

十一代碌々斎 好 手付置籠 キキョウ・シュウカイドウ・ナデシコ

リンドウ・ハギ・オミナエシ・ワレモコウ・ススキ

 

真竹 黒竹 ゴマ竹 亀甲竹 シボ竹(真竹からできた幻の竹) 

(ひょう)竹 シボ竹

 

八代啐啄斎 作 銘 暁霜

 

茶杓づくりに挑戦

幅を削る

小刀で薄く少しずつ削る

節裏の厚みを取る

小刀をいろいろな角度から入れる

櫂先を削る

仕上げにトクサで磨く

最後に銘をつける

 

目標は利休形

 

私感

茶の泡立てについての謎が解けました。

どうしてあんなに立て方に違いがあるのか…。

裏千家は細かく泡立てる。

表千家は泡立てないのだそうです。

これをお教えくださったのは

「スイッチインタビュー」に出演された

92歳の僧侶青山俊董女史でした。

あまりにさらっと言われたので驚きと

尊敬が入り混じった感動を覚えました。

ずっと、私にとっての謎だったので…。

それぞれの茶の湯

・茶の湯 裏千家 一陽来復 より

・美の壷スペシャル「民藝」より

 鷺珠江さん(河井寛次郎氏の孫)

・心おどる 茶の湯 表千家 利休のこころと形 より




 




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