2025年2月28日金曜日

バターで一句&尻文字三角パス②&源頼朝

暮れかぬる生きる知恵は副産物
春の闇自分らしさを教えられ
春の香己の武器は快不快
アンテナ張りて気づく違和感春陽
山笑う10年経てば皆無なり

■プレバト纏め 2025年2月27日
バターで一句
・特別永世名人 締めのお手本 梅沢富美男
蓋かぶせアサリバターを黙らせる
添削(あとちょっと臨場感が欲しい 蓋はかぶせるもの)
ここで蓋アサリバターを黙らせ

・永世名人 俳句史に残る句集作り 千原ジュニア
笊(ざる)に土筆手鍋耀(かがよ)うバターの香
(耀うの位置が良い 耀う:きらきら光って揺れる
 金色に溶けてきらきら バターの香りが揺れるように
 立ちあがってくる バターの香りの描写として機能している
 材料は多いけれどよくここまでまとめた)

一位 三宅香帆
春宵(しゅんしょう)や初稿とエシレバター缶
(エシレバター:フランスのエシレ村で生産された高級バター
 初稿を頑張った自分のためのご褒美 とっておきの物
 俳句の骨法・メカニズムを理解している)

二位 西村真二
2番線春風運ぶバターの香
添削(逆から行く方法もある 
   先に香りを濃厚に見せて春風が気持ち良く吹く空間)
バターの香はこぶ春風2番線

三位 安藤和津
大蒜(にんにく)のたっぷりバターは罪作り
添削(語順が散文的 詩情に乏しい)
罪作りバターに焦がす大蒜

四位 トラウデン直美
はるかより愛の菓子待つ陽春や
添削(愛の日:春の季語 バレンタインデーのこと)  
陽春やドイツの祖母の愛の菓子

五位 小山慶一郎
春隣姉と甥とバター待つ
添削(全く関係のない字面)
春隣バターの溶けてゆく時間

■夏井いつき俳句チャンネル
【第10回尻二字三角パス②】いよいよ作句編スタート!【「かな」】

かなんなあもひとつバナナ付けたるわ   みづちみわ
ルワンダの国旗のやうな冬あをし   ローゼン千津
鴛鴦のみづこそ清し雲はやし   夏井いつき
香具師のきて米菓子と桃買ひにけり   家藤正人
けりつけて飛び出す町や霰ふる   ローゼン千津

■偉人・敗北からの教訓 
第81回「源頼朝・源氏将軍家滅亡を招いた鎌倉殿」

源頼朝 敗北の伏線
過度の威圧感は人を委縮させてしまい
組織全体が疑心暗鬼に陥りかねません

源頼朝 敗北の瞬間
一旦手に入れた権力はどんな手を使っても守り抜く
利己的な考えは周囲の反発を招いてしまいます

源頼朝の敗北から学ぶ教訓
過剰な猜疑心は自らの墓穴を掘ることに!

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