2024年8月23日金曜日

幼少期の写真で一句

(谷川航)奇跡ではなく必然だった秋思(しゅうし)
秋の声鈍感力を存分に
秋出水日本列島襲いくる
我を見る猫の形の鳥脅し
(ペルセウス座流星群)午前4時見られなかった流れ星

■プレバト纏め 2024年8月22日
幼少期の写真で一句

俳句史に残る句集作り 永世名人 千原ジュニア
祖父に兄縛られしこの柿の木や
添削(ストーリーよりも映像を 柿の木では季語にならない
   季語 柿 甘柿 吊し柿など 映像にする
   心情に寄せたかったら 詠嘆する 添削下
   「追憶」「回想」の要素が増える)
祖父兄縛し柿の木の夕焼(ゆやけ)
祖父兄縛し柿の木よ秋よ

炎帝戦予選 舳先より泡盛の神酒一礼す 千原ジュニア 掲載決定

俳句史に残る句集作り 永世名人 村上健志
星明かりほどの重さの子に汗疹(あせも)
(ファンタジーとリアリティー 命って頼りない重さ
 星明かりほどの とはなかなか書けない
 汗疹 季語 困った症状が出た生活の句
 これから生き抜いていく力を感じさせてくれる
 汗疹とは生きているからこそできるものである
 汗疹を慈しみながら育てていく 親子の愛とリアリティー
 結婚して子供ができて俳句まで良くなってきた)

▪特待生一斉査定
クラゲ刺す男言葉の課長の娘   水野真紀
添削(明確に書くことの効果「映像がくっきりと浮かぶ」
   「課長の娘」がひとかたまりに読んでもらえる
   正直なエピソードを書くというのは大事なスタンス)
刺されたるクラゲ罵る課長の娘

父と子の季節短し晩夏光   春風亭昇吉
(果敢なチャレンジ 「季節」俳句に入れると失敗する
 季語が入っているはず「季節」は必要とするのか❓
 この句の「季節」は人生における父と子の時間
 時間は人生の中の一つの季節として短い
 季節=人生の移り変わり 季語も寄り添っている
 晩夏光 夏の季語 夏の終わりの衰えを感じる光
 親子の人生の時間は夏のようにあっという間に終わる
 意図は明確に表現できている)

波飛沫(しぶき)母笑みて抱く裸の子   的場浩司
添削(裸 夏の季語 母と子2つはいらない 
   言葉を想いに寄せたほうがいい 光景が印象的に残す
   自分の意志を曲げてはいけません)
抱く裸子は吾ぞ波飛沫

夏シャツの汚れそれぞれ昭和の子   武田鉄矢
(果敢なチャレンジパート2 「それぞれ」を入れると焦点がバラバラになる
 映像をしっかり提示したこと 昭和の子の生い立ち・人生 
 それぞれ健気に生きてきた 上手く着地した)

夕芒祖母の黄ばんだひらがな帳   森迫永依
(「描写」で表そうとした おばあちゃんがちゃんと見えてくる
 夕芒 秋の季語 夕暮れに広がる芒 作者の回想に寄り添ってくれる)

次回のお題「たまご」

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