2023年9月26日火曜日

兼題「茸」&名言

秋彼岸ケミストリーの違いかな
碇星NICOBOと過ごす日々間近
秋を食ぶ松坂下す阿波の牛
松坂に勝る阿波牛美味し秋
阿波牛の甘き脂よ秋の夜

■NHK俳句 兼題「茸(きのこ)」
選者 高野ムツオ ゲスト 西村麒麟 松本てふこ 辻村幸多 新堀笙子
年間テーマ「語ろう俳句」
今回から句会がスタート
兼題「茸」きのこそのものにはユーモアがありメルヘンがあり
さまざまな角度から詠むことができる
とても広がりのある面白い題材

① 茸籠子供が足して行(ゆ)きしもの   西村麒麟

② 街ぢゆうの茸を開きゆく雨か   辻村幸多

③ 舞茸の羽のごときが吸物に   松本てふこ

④ 茸食べ過ぎたか又も夜の地震(ない)   高野ムツオ
地震=ないふる その神さまが揺らしたという意味の言葉

⑤ 来たときはなかったはずの茸採る   新堀笙子

▪特選九句発表 兼題「茸」
三席 茸飯ありと親父(おやじ)の走り書き   藤田晋一

二席 分校の廊下を渡る茸鍋   辻基倫子(きりこ)

一席 山神(やまがみ)の常夜灯なり月夜茸   秋山功一
(茸に毒があるというのは他のものに食べられないようにするため
 自分の身を守るためなのでそれが自分自身のためではなく
 山の神様のために自分の体内に毒を溜めている
 捉え方もなかなか素晴らしい)

月夜茸昔ここらは海の中   佐藤佳夫
なんやかや全員参加茸鍋   田中和行
茸採る祖母の手控へ帳を手に   片桐理勝
茸飯握れば指の腹たのし   葉村直
嬌声や紅き茸の周りには   石破ますみ
茸飯本復飯(ほんぷくめし)となりにけり   押領司雅俊

参照:https://www.nhk.jp/p/ts/6Q6J1ZGX37/blog/bl/pLvva3ZRZL/bp/pNXemzbR82/

■名言
小林一三 曰く
「金がないから何もできないという人間は
 金があっても何もできない。」

伊達政宗 曰く
「この世に客に来たと思えば
 何の苦もなし。
 朝夕の食事は美味からずとも
 誉めて食うべし。
 元来客の身なれば
 好き嫌いは申されまじ。」

羽生善治 曰く
「勝ち負けには、もちろんこだわるんですが、
 大切なのは過程です。
 結果だけなら、ジャンケンでいい。」

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