2023年6月8日木曜日

名言&「蚊喰鳥(かくいどり)」

自然の驚異崇高なる美暑し
脅威を美にできる余裕や夏の星
青岬帆船のごと進み行く
もやい癖いついずこから走馬灯
負け犬の遠吠え激し夏の月

■名言
パスカル 曰く
「時は苦しみや争いを癒す。
 というのは、人が変わるからである。
 人はもはや同一人ではない。」

サー・ウィンストン・チャーチル 曰く
「自分のほうへ傾きかけている壁のそばは通るな。
 自分から離れようとしている人にキスしようとするな。
 そして、自分より詳しいグループにその話をするな。」

エピクテトス 曰く
「与えられたるものを受けよ
 与えられたるものを活かせ。」

J・P・モルガン 曰く
「どこかにたどり着きたいと欲するならば、
 今いるところには留まらないことを決心しなければならない。」

チャールズ・W・エリオット 曰く
「未来の幸福を確保する最上の方法は、
 今日できうるかぎり幸福であろうとすることだ。」

スザンナ・タマーロ 曰く
「物事を理解するには
 沈黙がかかせない。
 若いころはそれを知らなかった。」

■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「蚊喰鳥(かくいどり)」

読んで字の如く「鳥」と入っているから
何かの「鳥」かなと思いがちなのですが
実はこの季語は鳥類ではなく哺乳類なのです
「蝙蝠(こうもり)」のことです
夏の夕方になると空を飛び回りながら
色んな飛んでいる虫を食べることから
「蚊喰鳥」という名があるようです
「蝙蝠」というと4音だけど
「蚊喰鳥」というと5音として使いやすい
そんな場面もあるかもしれません
しかし「蝙蝠」と言った時と「蚊喰鳥」と言った時
大分言葉のニュアンスも変わってきますよね
「蝙蝠」ではなくて「蚊喰鳥」という傍題を
使ったならではのどんな風に読み換える
やり方があるのかなと少しファイティングな
気持ちにもなってきます

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