他人は他人自分は自分夏の水
東福寺さつき開花の報せ来し
神領の小麦収穫梅雨の空
千株の鷺草移植梅雨の山
■アンリ・マティスの言葉
日曜美術館 より
私が夢見るのは
すべての人の心を癒す
よい肘掛け椅子のような
芸術である
絵の具箱を手にした瞬間
これが人生だとわかった
芸術家の役目は
見たものをそのまま
描きとることではなく
対象がもたらした衝撃を
最初の新鮮な感動と共に
表現することなのだ
生き延びて
私は自分流にやれるようになりました
私の作品からは
一層よろこびがあふれるように
見えるかもしれません
■新美の巨人たち アンリ・マティス「ロザリオ礼拝堂」
日本人は肩書を求めるから
そこで進化が止まってしまう人が多い。
昨日より今日今日より明日の方が賢くなる
自分から見て納得できる自分になる
そっちを目指さないと…。
老後20年に何を目指すかで全然違ってきます。
マティスと言う人はそういう意味では
すごく見本になるような方だと思います
マティスの生き方ってすごいなと思うのは
「出来なくなってきたら出来ることは何だろう」と考えて
手が動かなくなった分だけ
頭で考えたことを実現していくには
出来ることを伸ばす
何もかも出来なくなるってことはないわけで
「お喋りだけはできる」だとか「指だけは動く」だとか
いろんなことが出来ているはずなので
そこを使って何ができるかを
一生懸命考えるということが大事
▪マティスの生き方は医学的にも脳に良い影響を与えると言います
これまでの作風を歳をとって変えられるってことは
マティスと言う人が極めて前頭葉の老化がなかった人ではないか
人間のやる気や発想をつかさどる前頭葉
それを日々活性化させることが大切
予想外と言う経験を何回もしていくと前頭葉の活性化につながる
80歳からの新たなチャレンジをしたマティス
ロザリオ礼拝堂 完成から3年後 1954年死去(享年84)
▪アンリ・マティスの言葉
この礼拝堂は
私の人生を賭けた仕事の到達点だ
いまも続く探求の果てに
私が選んだのではなく
運命によって選ばれた仕事である
この礼拝堂は私にとって
画家としての人生
全ての結果であり
真摯で困難で絶大な努力が
実を結んだものである
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