日経CNBC Voice より 文字起こししました。
タンガ-・ファクトリー・アウトレット CEO スティーブン・タンガ-氏 発言!
Q 今年の小売業界の見通しについて聞きたい。
消費者には 逆風が吹くのだろうか?
給与明細から 所得税の増税分が
天引きされており 消費者にはショックな事だ。
今 懐事情に合わせて 月々の収支見通しに入っている。
小売業界で30年景気の浮き涼みを見てきたが
消費者のブランド志向は変わらない。
景気が悪い時は 必需品が中心だが
我々が提供するバーゲン品は人気だ。
Q 昨今の不確実な情勢は 消費動向に影響しているか?
大した影響はない。吹雪など悪天候を除外して
考えると 集客量は今後も伸びる余地がある。
SNSや様々なサイト上で 消費者の反応は極めて良く
今年は過去最高益を更新できると期待している。
以上でした。
豊嶋広氏 曰く・・・。
年明け1月の全米の小売売上高は 季節調整済みで
前の月より0.1%のプラスと為りました。
去年の12月が0.5%のプラスだったのに比べると
失速感は否めませんが マイナスでなかったのは
心強いと安心する声が 市場には出てきました。
タンガ-氏の話は 消費者が財布の中身を
気にしているのは 事実としながらも
消費者のブランド志向は変わらない!
彼が見てきた 小売業界30年の経験からしても
そんなに心配する局面ではないという事の様です。
こうした背景には 住宅価格の持ち直しで
ローン残高が住宅の資産価値を上回る債務超過状態を
出した人が増えた事があげられます。
そして 低い金利のローンへの借り換えなどによって
消費に使えるお金が増税に関わらず減っていない!
という世帯が それなりにはあるという事なのでしょう。
尤も 棚上げされた歳出削減問題は 再び
政治に舞台が戻る為 市場を驚かせる様な
波乱のリスクがないとは言えない訳ですが・・・。
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