2013年2月22日金曜日

HJハインツ 会長 兼 CEO ウィリアム・ジョンソン氏 発言!

日経CNBC Voice より 文字起こししました。
HJハインツ 会長 兼 CEO ウィリアム・ジョンソン氏 発言!

入念な精査の末 取締役会は 満場一致で買収案を承認した。
株主と 本社のあるピッツバーグに大きな利益を齎すだろう。

この合意を受けハインツは 非上場企業と為る。
また 280億ドルの買収額は食品業界では最高額だ。

30期連続の増収と 過去最高の時価総額での
今回の買収は 株主に大きな利益と為るだろう。

我が社の成功に 寄与してきた人たちにとって朗報だ。

10年以上前から 我々は 米国を中心とした企業から
強力なブランドを持つ企業への転換を図ってきた。

現在は 売上の3分の2が米国以外 25%が新興国だ。
ハインツは名実ともに グローバル企業と為った。

今日の発表は 我が社の成功と 
今後の更なる成長を改めて裏付けるものだ。

グローバル展開の拡大に向けた
大きな足掛かりと為るだろう。

以上でした。
鎌田泰幸氏 曰く・・・。

「素晴らしいブランドを持つ 私好みの企業だ。」

ブラジルの投資ファンド 3Gキャピタルと組み
2兆1400億円でハインツを買収した
ウォーレン・バフェット氏は こう述べて絶賛しました。

そして 今回の買収で ハインツは
株式の非公開化を決めています。

既存株主は1株当たり20%のプレミアムを付けた
72ドル50セントを現金で受け取る事に為ります。

何故 非公開とするのでしょうか?

最近では パソコン大手デルの創業者が
買収非公開にする計画を発表!

大手量販店のベストバイの創業者も
同じ計画を講じていると一部伝えられました。

そこに見えるのは 企業経営者の苦悩です。
株主は目先の利益を経営者に求めます。

その為 経営者は長い目で見た
成長の為の路線転換がしにくいのです。

特に 一代で築いた創業者に その思いは強く
経営の自由を得る為 株式を非公開にしようという訳です。

いずれにしても リーマン・ショック以降 沈滞していた
投資ファンドが 復活している事は確かな様です。

今週の纏め・・・。

ユーロ圏GDPが 3四半期連続で マイナスと為りました。

為替市場では ECBヨーロッパ中央銀行の利下げが
いよいよ視野に入ったと見る向きが増えています。

債務国の緊縮財政 景気低迷 財政赤字拡大の
この悪循環が 再び 意識されてしまうのでしょうか?

目先 ECBの動向が注目を集めそうです。

私感 

今週も 素晴らしい番組を届けて下さり 感謝です。

ゴールドマン・サックスに関しては 
これまで 悪いイメージばかりを持っていた私です。 

ギリシャ危機の そもそもの発端を作ったのも
ゴールドマン・サックスだと思っていたのですが・・・?(勘違い?)

この番組を拝見し ジム・オニール氏の言葉には 
耳を傾けなくてはと思いました。

ありがとうございました。(禮)

0 件のコメント:

コメントを投稿