2025年12月23日火曜日

蔦文也&「コート」&「さんぽろりん」

(十八代目 中村 勘三郎を詠む)

俊寛の冬やり遂げた勘三郎

役やらせて貰いました冬の月

冬を笑む父の言いつけ守れまじ

入水禁止役になり切り冬の言い訳

周り見て己を俯瞰冬の霧

 

■あの人に会いたい 蔦文也2001(平成13)年 77歳没

試合じゃ そのつもりでやれや ただ練習のつもりでやるから あかんのじゃ

ピッチャーと真剣勝負するつもりでやらないと あかんのじゃ

1球で勝負が決まるんじゃけんな わかっとるか

うちの父親が普通科の徳島中学に入れたいと思っていたんですが

子どもが野球したいというなら子どもの意見を聞いてくれたのがよかった

そういう時に親が思い切って好きな道を歩ませてくれるということを

非常に今でも感謝している

徳島中学から同志社大学へ 学徒出陣

リーグ解散令(昭和18) 知覧飛行場へ送られた

東急フライヤーズの投手(26) 1年後解雇通達

徳島県池田町の高校で野球部の監督に(昭和26)

 

「山あいの町の子供たちに一度でいいから

大海(甲子園)を見せてやりたかったんじゃ

蔦文也」

 

これが最初ですわ 監督になって退職するまでに1回くらい甲子園へ行ける

これだろうと思っていた 初め 無理に優勝することまで考えて

監督を引き受けたのではない 実際は

 

昭和49年 春 初出場 わずが11人の部員で準優勝 さわやかイレブン

野球は技術だけでなしに人数が少ないのがチームワークで

体が小さいのが根性であれば やれば 高校野球というのは

優勝までにはいかないがよい成績をあげられると教えられた

 

金属バットの登場で蔦監督の野球が大きく変わりました

 

力をつけるんじゃ なんで力をつけるかと言ったら

金属バットになって重いバットを使いよるだろだから

力をつけないと いかんのじゃ やまびこ打線の誕生

 

バッティングフォームは型には絶対入れたりしない

その子は控えに回すというような指導の方法もある

私はそういう指導はしない 人間というのは神様じゃないから

いいところもあるし 悪いところもある いいところを

先に伸ばしてやるのが大事 

 

昭和57年 夏 初優勝 昭和58年 春 夏春連覇

 

不安は多分にありました まあ なんぼで勝ったんか あれ?

わたしも試合の結果は覚えとらん 勝ったらええんです

 

野球ばっかしできたんではあかんのだぞ 勉強これも大事

赤点取るようなやつは練習させんからな そのつもりでやるように

 

控えの子にも気配り

体の割りに構えが大きすぎるよ 

下積みになっても その逆境に負けずに 3年間やった子と言うのは

野球を甲子園で優勝したというよりも むしろいい経験を得て

社会に出ることができるのかなという感じはしますね

 

平成4年監督を引退 ノックのバットが振れなくなったのが要因でした

これが重くなってからはいかんね 上手にさせてやろうと思って

ノックしたから そういうのがやっぱり 懐かしい

 

生徒一人一人のことを思って務めた40年の監督人生でした

 

試合は細かいことばっかりしていたら かえって生徒に

プレッシャーがかかる 練習の時に ち密なことやっているけど

こういう場合にはババーンと行けるなとー おおまかな 

拙速なところも必要になってくる 細かいことをいちいち言って

やりよったんでは 生徒もたまらんわ

 

高校野球監督 蔦文也 1923-2001

 

■夏井いつきのおウチde俳句

一分季語ウンチク「コート」

 

もう寒い時期になってきて全国の皆さんも そろそろコートを

着用されている頃合いではないかと思いますねぇ

実は普段から身に纏っているその「コート」も立派な冬の季語に

なっているわけです 元々季語としては和服の上に羽織る防寒具として

「コート」という言葉があったようなのですが 現在では

もう和服も着る機会も随分と少なくなり 日常的に目にする

「コート」全般を指す季語として理解してよいのではないかなぁと

思いますねぇ こうやって寒さを凌ぐための色々な物というのは

沢山冬の季語として歳時記に載っております 例えば「冬服」

といったり「セーター」なんていったりした場合も それぞれ

季語になるんですね 季語を使う時に「セーター」がいいのか

「コート」がいいのか それぞれ色々使い分ける詠み分けるのも

楽しい季節です

 

■夏井いつき俳句チャンネル

【第7回】楽しい日本語【さんぽろりん・延長戦】

さんぽろぴん酒田のしぐれ聴いてゐる   ローゼン千津

即身仏とさんぽろりんの違い冬   夏井いつき

山に雹さんぽろりんな鉢の罅   家藤正人

大榾火さんぽろりんも神管も   夏井いつき

竜宮へ参る夕焼のさんぽろりん   家藤正人

初冬の穴子、かすまき、さんぽろりん   ローゼン千津 

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