2025年12月1日月曜日

俳句✖SDGs&真鍋淑郎&Paul Gauguin

黒炭で描くベニヤ板冬の海

葉桜になってしまった海馬かな

冬の陽よ日々老いが迫り来る

冬の蝿忘るることの多かりき

冬の蚊や憎まれながら今日も生く

 

■夏井先生の出張授業!俳句×SDGsの未来教室 第2

紅葉で詠んだ俳句

750ccのアクセル戻し紅葉踏む   千原ジュニア

SDGsからみると

温暖化の影響で紅葉する前に葉が枯れてしまう

 

NOMI RESTAURANT 

長男 遊士丸(24) 次男 陽之進(22) 三男 凛志郎(19)

NOMI gibier

https://nomigibier.com/restaurant/

所在地: 〒620-1313 京都府福知山市三和町下川合710

電話番号: 0773-59-2255

おまかせコース29,700 (税込) /

 

食の拘り

舌にシルクめく人参の断面   三宅香帆

引き切りの鱧はふぁさっと解けゆく   玉巻映美

山菜を食うて赤身の濃き猪ぞ   三宅香帆

細胞を潰さず胡瓜切る薄刃   玉巻映美

 

NOMI RESTAURANT メニューの名前

A cucumber that doesnt realixe its being cut

切られたことに気づいていないきゅうり

 

きゅうりとか植物は外から刺激を受けたとき

「やめてほしい」と物質を出したり香りを出して身を守っている

きゅうりの匂いは細胞が傷つくことで発生する

調理人はできるだけ潰さないよう刃付けをして青臭さが出ない

 

新米で詠んだ俳句

新米の艶は光を芯として   三月兎(視覚)

新米や鼻に抜けたる陽の匂ひ   岸来夢(嗅覚)

新米のみづ吸う音よ夜明け前   髙田ちぐさ(音の感覚)

 

温暖化で米が危機!

今世紀には稲穂が35%減少し品質も低下(農研機構のシミュレーション)

白未熟粒

高温や日照不足などの影響で澱粉が十分に蓄積されずに白く濁った米粒のこと

NOMI RESTAURANT お米を1粒ずつ選定して提供している

米として実らない不稔

コシヒカリは暑さに弱い 

品種改良で生まれてきたとき日本の夏は今より3°C涼しかった

コシヒカリは日本の気候に適していないと言わざるを得ないかもしれない

温暖化は品質の低下 供給量・等級に影響を与えている

米の問題は価格と収量の2つがあるのだが 消費者立場で考えると

報道も含めて米の価格に集中してしまう 

周りの議論がなされないといけない

どうしていつまでもコシヒカリを植え付けているのか?コシヒカリ信仰があった。

消費者生産者はある種の試行停止に陥ってしまった側面もある

 

気候変動への対応 身近な食を通した話し合い

 

麻婆豆腐には雪若丸

カレーにはきぬむすめ

豚汁には さがびより

 

企業の取り組み

フードロス削減 カーボンニュートラル 国産食材 

再生可能エネルギー プラスチック削減 共感できる店選び

 

バナナにもSDGsの視点が

バナナ配るベスト4への円陣へ   坂野ひでこ

飛車を取りゆるゆると剥くバナナかな   無弦奏

哺乳びん煮沸する間のバナナかな   げばげば

 

日本が抱える環境問題

日本人が食べているバナナは99.9%が輸入

年間100万tを輸入 地産地消は大事

主な産地 アボカドはメキシコ サーモンはノルウェー 梅おにぎりは日本

課題 国産食材を意識して注文

 

NOMI RESTAURANTは海産物以外は半径50㎞以内の食材を使用

 

■木村多江のいまさらですが

地球温暖化 私たちにできることは

真鍋淑郎氏

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9E%E9%8D%8B%E6%B7%91%E9%83%8E

1931年に愛媛県生まれ、東京大学で理学博士号を取得後、

アメリカ合衆国国立気象局に勤務。

1960年代からコンピューターを用いた気候モデル開発に取り組み、

二酸化炭素の増加と地球温暖化の関連性をいち早く予測したことで、

現代気候研究の基礎を築く。

その功績が評価され、2021年ノーベル物理学賞を受賞。

アメリカ国籍を取得した理由は、

「日本の人々は、いつも他人を気にしている」

「私はまわりと協調して生きることができない。

 それが日本に帰りたくない理由の一つです」

 

Paul Gauguin

「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」1897

0 件のコメント:

コメントを投稿