冬天や道具造りの竹探し
息白し竹の命は短くて
冬陽射し朽ちゆくものへ美を求め
冬の灯や四百年の重みかな
冬の水世界に向けてジャポニズム
■プレバト纏め 2025年12月4日
高い買い物で一句
梅沢富美男 横尾渉
特別永世名人 梅沢富美男 締めの一句
初買は即決トラック11t
(最後にくる驚き 夏井いつき先生の言葉
新年らしい勢いとめでたさ後半の展開に意外性
最後に数詞を持ってきた これが良かった
大きさ迫力値段がリアルに想像できる 実体験はやはり強い)
永世名人 横尾渉 傑作50選
風花の三鷹の森やセル画買う
(風花:冬の季語 雲のない晴天にちらつく雪
あえてジブリと書かない企み 光景を詠んだ句かな?
詠嘆「や」上の言葉を強調「!」のような効果
セル画というものに映像が切り替わる
三鷹の森のジブリ美術館かも知れない
風花とセル画の透明感も響き合う)
一位 安藤和津
バーキンの爪痕はこのかじけ猫
(かじけ猫:冬の季語 冬の寒さに縮こまっている猫
映像から猫ちゃんの表所まで詠んでいる
バーキンという固有名詞が持っている情報量が一句の肝
指さすような書き方も良い 俳句でどこまでやれるかを解説
ニュアンスが変わる あ!コイツが!
俳句は助詞1つ2つでドラマを変えることもできる)
バーキンに爪痕さてはかじけ猫
二位 二階堂高嗣
冬の虹贈る新居や両親に
添削(俳句としては平凡 語順 季語が前へ出てくれる
詠嘆「や」が強くなる)
両親へ送る新居や冬の虹
三位 ベッキー
寒厨や五口コンロで気満ちたり
添削(寒厨:冬の季語 冬の寒々とした台所・厨房
数詞が映像になっている 「で」という助詞が散文的
感想ではなく映像にする 熱 皮膚の感じ 湯気 見えてくるもの
俳句は感想ではなく映像)
寒厨や五口コンロの熱と湯気
四位 おいでやす小田
冬の朝錆びた7鉄出番待つ
添削(凡人は擬人化したらやった気になる 出番待つ
青空のゴルフ場 晴)
お守りの錆びた7鉄冬の晴
五位 石田健
凍て空や格子の名札まだ匂ふ
添削(言葉の選び方のミス 格子は乱暴 名札ではわからない
町屋の大きな光景から表札にカットが変わる
「新しい」を「まだ匂ふ」で表現 型も勉強している
将来性のある才能ナシ 「化ける有望株見つけた」この句
あと1回か2回やったら二階堂君はすぐ追い越す)
凍空の町屋表札まだ匂ふ
清水麻椰チャレンジ
冬夕焼のパリ不慣れな一眼レフ
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