痛みのない成長はない手足荒る(ある)
人生は夢には非ず日短し
過去は生きるところに非ず枯野人(かれのびと)
平常心に成功はない冬の風
歳重ねじわり伸びせん冬の朝
■ザ・プロファイラー「愛に生きた大英帝国の母ヴィクトリア女王」
ヴィクトリア女王の回想録
私は子ども時代きわめて不幸であった
一緒に生活する兄弟も姉妹もおらず父さえいなかった
神が世の寿命をあと9か月長らえさせてくれることを信じる
(ウィリアム4世の71歳式典での答辞)
私は当面如何なる結婚もしたくない
(ヴィクトリア女王がメルバーンに言った言葉)
美しい鼻ときれいな口おまけに賢くて知的だわ
(ヴィクトリア女王の日誌)
私の望んでいること(結婚)に同意してくれれば大変うれしく思う
(ヴィクトリア女王の日誌)
前代未聞 女王からのプロポーズ
1840年2月(20歳)アルバートと結婚
執務は山積みなんです
私がロンドンを留守にするのさえ許されないのです
あなたは私が君主であることをお忘れなのね
(ヴィクトリア女王の日誌)
正直彼を愚鈍だと思っていることをあなたには報告しておきます
(ヴィクトリア女王が長女ヴィッキーに宛てた手紙)
1861年暗い影が一家に忍び寄る
どしゃ降りの中ケンブリッジ大学の校則を破ったバーティの許へ
アルバートは腸チフスに
「私のかわいい小さな奥さん」
この言葉を最後に息を引き取った
8か月で父を亡くした哀れな赤ん坊はいま42歳にして
傷心で胸打ちひしがれた寡婦となってしまったのです
私の幸せな人生は終わってしまいました
(ヴィクトリア女王がレオナルド1世に宛てた手紙)
バーティが腸チフスで危篤
アルバートの命日の日に書き残したことば
またこのひどい日付が巡ってきた今年は10回目だ
しかも今 別の人間が死に瀕している
(ヴィクトリア女王の日誌)
死の瀬戸際からバーティが回復
このニュースを聞いた国民は歓喜に沸いた
夫を失って以来こんなに素晴らしい日を迎えたことはなかった
(ヴィクトリア女王の日誌)
78とはいい年まで生きたものである
しかし私は今少しわが国と国民のために長生きしたいと思っている
(ヴィクトリア女王の日誌)
1897年6月(78歳)
ヴィクトリアは在位60周年記念式典
在位期間最長の王となった
私はまだ死にたくない
まだまだやらなければ
ならないことが残っている
(ヴィクトリア女王の遺言)
1901年1月12日ヴィクトリア女王死去(81歳)
付き添ったのは長男(バーティ)エドワード7世 孫ヴィルヘルム2世
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