2023年8月26日土曜日

ホーキング博士の言葉&アウトドアのカレーで一句

秋の海時間の外にいるような
秋めけりモディリアーニは描かずとも (ポール・ギヨーム)
影響を受くガボンの仮面秋の虹
おけら鳴く人生ずっと(アルコール)依存症(ユトリロ)
秋暁やサロメのっとるビアズリー

■プレバト纏め 2023年8月24日
アウトドアのカレーで一句

永世名人富美男のお手本
梅沢富美男
芋煮ゆる紙の器の頼りなく
(経験値のなせる技。
 率直な書きっぷり読み手にそのまま伝わる。)

永世名人ジュニアのお手本
山雀(やまがら)の高音竹皿のカレー
(季語は山雀。鳴き声が特徴的な留鳥。
 山雀は人に慣れやすい可愛い鳥。澄んだ高温で鳴く。
 書かれていないが読み手の自然な想像として伝わってくる。
 コンパクトで見事。)

特待生昇格試験
北山宏光
秋晴(あきばれ)や焦げ石に米粒一つ
(これが俳句の真髄。
 どうでも良い事を吸いとって詩にする。
 俳句はそういう文芸の一面がある。
 この句は最高に素晴らしかった!)

1位 えなこ
残暑の夜誰も洗わぬカレー鍋
(リアリティーが良い。「誰も」一人でないことが解る。
 時候の季語から時間・人物・動作から
 映像の焦点が絞られているような語順。)

2位 武田真治
青空の炊事遠足しゃばカレー
(炊事遠足とは遠足に出かけて飯ごう炊さんを行う。
 北海道の学校では定番の行事。
 実体験はリアリティーがある。「遠足」は晩春の季語。)

3位 IKKO
寸胴に溶かすカレー粉秋の蝉
添削(カレーと蝉の取り合わせは良い。語順が悪い。)
秋の蝉寸胴鍋へカレールー

4位 荒川
秋涼し銀に口紅底フィルム
添削(17音に盛る材料が多過ぎた。短く1カットずつ映像に。)
秋涼しカレーのための銀の匙

次回のお題は「夏休みの宿題」

■スティーヴン・ウィリアム・ホーキング博士の言葉

障がいについて
「体に障がいを持つ人に対する私のアドバイスは、
 集中すればうまくやれるということ、
 そしてできないことを後悔しないこと。
 体だけではなく、
 精神にまで障がいをもたらしてはいけない。」

3人の子どもたちへ
「1つ、星を見上げること、足元は見るな。
 2つ、仕事を決してあきらめないこと。
 仕事は意味と目的を与えてくれる。
 仕事がなければ人生は空虚。
 3つ、幸運にも愛を見つけることができたら、
 その存在を忘れず、投げ出さないこと。」

健康について
「初めてALSと診断された時、余命は2年だっだ。
 45年後の今、私はかなり元気だ」

神について
「神は存在するかもしれない。
 だが、神の助けがなくても、科学で宇宙を説明できる。」

参照:https://www.businessinsider.jp/post-163902

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