2023年8月20日日曜日

キューピッド&「めであい月」&名言

地蔵川揺らぐハイヨと梅花藻と
梅花藻や居醒の清水(いさめのしみず)ゆらゆらと
梅花藻や揺らぎ頷き匍匐せり
葛の花かほり漂う秋の朝
葛の花下から上へ咲き始む

■はじめての美術館 より
キューピッドは天使ではない
天使=天の使い 神様のお手伝いをする存在
キューピッドは愛の神様
英語でキューピッド
日本語ではキューピッドで使い慣れていますが
ラテン語ではクピドとアモルという言い方があり
アモルはラテン語で愛を意味します
アモルはいたずら好きで恋をさせたい相手に
矢を射(う)つとその時目に入った人に恋をします

鳩はつがい(ペア)になると相手を変えないと
言われていて2羽の鳩は愛し合う恋人たちを表しています

キューピッドは天使ではなく神さま
アモルがハート(心臓)を矢で射ると恋をしてしまう
つがい(ペア)の鳩は恋人たちの象徴

アダムとイブ(エバ)
旧約聖書に出てくる神さまが創った最初の人間
禁断の果実を食べてしまい楽園から追放される
林檎は禁断の果実を意味している

■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク めであい月

秋には「月」の季語が多いのですが
実はこの「めであい月」というのは
お月様の季語ではなく 月の別称
何月とかの別称ということになります
陰暦七月のことを「文月」と言いますが
この「めであい月」は「文月」の傍題に
含まれていることが多い季語になります
「めであい月」という名前の由来は
陰暦七月七日、七夕ですね
その七夕の織女星と牽牛星がお互い
一年に一度会って互いをめであうことから
「めであい月」という名前がついたとされています
「文月」ではなく「めであい月」ならではの句
作るにはどうしたらいいかいうのも
俳人として挑んでみたいところですねぇ

■名言
山下亀三郎 曰く
「アクの強い、生意気な男こそ役に立つ。
 大いに使いこなせ。」

森信三 曰く
「人間は一生のうち
 逢うべき人には必ず逢える。
 しかも、一瞬早すぎず、
 一瞬遅すぎない時に。」

森信三 曰く
「『死』は人生の総決算である。
 肉体の朽ち果てた後に、なお残るものは
 ただ、肉体が動いている間に為した
 真実のみである。」

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