2023年8月10日木曜日

おくのほそ道&稚児俳句

文月や繰り返される言葉あり
秋麗歌舞曲音の拍刻む
家光の描く主株待兎(しゅしゅたいと)秋の山
星月夜生きる時間を閉じ込めて
秋の声令和の(渡辺)崋山何処にか

■おくのほそ道 時をめぐる絶景旅 より
松尾芭蕉の句
過ぎゆく月日は永遠の旅人
船を漕ぎ馬を曳く人生も
毎日が旅であり 旅が住まいなのだ

判官贔屓(ほうがんびいき)
源義経への同情 弱者・敗者を声援する感情

夏草や兵どもが夢の跡

五月雨の降残してや光堂

蚤虱(のみしらみ)馬の尿(ばり)する枕元

まゆはきを俤(おもかげ)にして紅粉(べに)の花

閑(すずか)さや岩にしみ入る蝉の声

不易流行
変わらないものを尊び変わることをおそれないという考え

五月雨をあつめてはやし最上川

日々旅にして旅を栖(すみか)とす

雲の峯(みね)幾つ崩れて月の山

暑き日を海にいれたり最上川

荒海や佐渡によこたふ天河(あまのがわ)

■ワルイコあつまれ 
▪稚児俳句 より
辻内京子先生 髙柳克弘先生 松尾葉翔

風に髪ぺちゃんこそれな踊りつつ   京子
(秋の季語 踊り 盆踊りのこと)

まだ遊び足りないそれな揚げ花火   克弘
(夏の季語 揚げ花火 打ち上げ花火)

「でかい皮むけたよ」「それな」夕涼み 松尾葉翔
(夏の季語 夕涼み)

添削
皮むけてそれなと笑う日焼け子(ご)ら   髙柳克弘
(夏の季語 日焼け子 日焼けをした子供)

腕の皮むけたよそれな氷水   辻内京子
(夏の季語 氷水 かき氷)

季語が動かない 最適な季語を使っていること

友だちとそれなといえる最高だ   松尾葉翔

▪解談算数 より
10+🌞+10+🌙=朝

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