老鶯の無駄に元気な夏の朝
息弾む五感生き生き夏の風
へしゃぐ顔また皺増えん夏夕べ
夏の朝蝉と烏の大合唱
菊芋にしがみつき鳴く朝蝉よ
NHK俳句 テーマ「故郷」
選者 堀本祐樹 ゲスト はな 司会 武井壮
冒頭の俳句
ふるさとよ空蝉握りつぶしたる 堀本祐樹
■あなたのエピソード、俳句にします
テーマ「故郷」
故郷やあだ名で呼ぶ友宵祭り 小圃(しょうほ)
添削(主観でなく客観で詠む)
故郷やあだ名飛び交ふ宵祭り
君とゆく車窓に大き虹かかる みのむし
添削(エピソードの肝を端的に表す)
君とゆく君の故郷へ大き虹
転勤族故郷もたぬ夏燕 こけし
添削(明るいことは明るく詠む)
転勤の地はみな故郷夏つばめ
■入選六句 テーマ「故郷」
タクシーの訛(なまり)親しき帰省かな 植野史理
Uターンの起業家集ひ青葉風 高橋康子
出稼ぎの父に見せたきこの蛍 伊奈川富真乃
レット・イット・ビー弾く帰省子(きせいし)の黙(もだ) 神鳥文子
故郷に蛇振り廻す其奴(そいつ)ゐる 三泊みなと
何もなき故郷涼し何もせず 倉田田々
■ゲストのエピソード、俳句にします
テーマ「故郷」
花火つぎつぎ祖母の家の窓かたかたと 堀本祐樹
(音として響き合わせた一句)
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