2022年7月23日土曜日

炎帝戦 メールで一句

夏の夜や指にくちなわ携えて
夏のあかつき哀れにも又おかし
ぽつねんと松風を聞く夏の暮
アイスキューブを無駄に回さん夏の月
阿波踊り蹴出し見事な足捌き

プレバト纏め 2022年7月21日
夏のタイトル戦「炎帝戦」
メールで一句

1位 中田喜子
産声送信ドバイは大夕焼
(鑑賞にショックを受けました。
 現在若年層頭脳集団がドバイやシンガポールへ移住しています。
 日本の税制に辟易したのです。
 日本での子育てや老後の生活に見切りをつけたのです。
 その問題提起をしてくださったとばかり思ったのに、
 残念でなりません。)

2位 犬山紙子
恋を終わらせ平日の海月(くらげ)見る
(俳句で「見る」は不要。
 この句に関しては自分の心を見ているので必要。)

3位 森口瑤子
メールぴこんぴこんシャワー中だってば

4位 東国原英夫
羽蟻わく今宵ロマンス詐欺メール

5位 藤本敏史
アルパカを返す手配り雲の峰
(「アルパカ」「雲の峰」の取り合わせにはオリジナリティーがない。)

6位 安藤和津
白雨受くネットショップの段ボール
(私は「受く」に惹かれました。)

7位 千賀健永
緋ダリアや「メール不達」のメール来る
添削
ダリアは緋「メール不達」のメール来る

8位 久代萌美
社食から花火原稿音読す
添削
原稿を下読み社食から花火

9位 梅沢富美男
月見草文箱の底に出さぬ文
(月見草とは朝になるとしぼむ花の季語。
 季語と組み合わせはオリジナリティーで損をしている。)

10位 勝村政信
夏の雲逝くな逝くなと文字叩く
添削(入道雲と人の生死を取り合わせる発想はよくある。
   切迫感が句全体にあり、強いリアリティがこの作品の魅力。)
夏雲や逝くな逝くなと文字叩く

TVerより
11位 かたせ梨乃
夕涼の竹富未読メール百 

12位 横尾渉
晩涼のRe:Re:Re:セットリストの見せ場

13位 千原ジュニア
故人との弾みしメール夜の秋

14位 ミッツ・マングローブ
真夏来てサブスクのtrf 

15位 村上健志
風鈴鳴る千の躊躇を弔って

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