2022年6月1日水曜日

小林凛君の俳句と名言

夏の月愛するために生かされて
生きるとは愛することと花潜(はなむぐり)
あの世は無独りは豊か髪洗う
野垂れ死に客死また良し夏の星
都草愛することに理由なし

■「ロシア兵のいないウクライナ!」
大学生になった“ランドセル俳人”が紡いだ言葉
https://nordot.app/901437827496378368?c=39546741839462401 より

上記を拝見した時、涙を止めることができませんでした。
よくぞ生きていてくれてありがとう…。

小林凛(本名 西村凛太郎)さんの俳句
冬蜘蛛(ぐも)が糸にからまる受難かな (俳号・小林凜・8歳)
天井に小蜘蛛一匹冬の旅 (7歳)
いじめられ行きたし行けぬ春の雨 (11歳)
柊(ひいらぎ)に刺した鰯(いわし)が吾を見つめ (12歳)
房もげば一粒落つる葡萄(ぶどう)かな (15歳)
紅雨(こうう)とは焼かれし虫の涙とも (12歳)
春の虫踏むなせっかく生きてきた (8歳)
武器捨てし露兵の涙春の泥 (20歳)
おお蟻(あり)よお前らの国いじめなし (11歳)
実ざくろの割れて魂解き放つ (10歳)
無花果(いちじく)を割るや歴史の広がりて (10歳)
蒲公英(たんぽぽ)や霜将軍にやられずに (8歳)
冬の薔薇(ばら)立ち向かうこと恐れずに (12歳)
空青く足もと黄色つづみぐさ (20歳)

戦争が廊下の奥に立つてゐた (1939年 渡辺白泉)

■名言
ラ・フォンテーヌ 曰く
「急いでもダメだ。
 大切なのは間に合うように始めることだ。」

グリルパルツァー 曰く
「自分の限界を知る者こそ、
 自由な者である。
 自分を自由だと妄想する者は、
 その妄想の奴隷である。」

スティーブン・R・コヴィー 曰く
「間違いを犯すことは一つの問題であるが、
 それを認めないのはもっと大きな問題である。」

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