2022年6月10日金曜日

名言と宝厳寺

板谷波山へ
しもだての色の異なる観音様(無季句)
遺族へと鎮魂込めた観音様(無季句)
鳩杖や老をねぎらいそれぞれに(無季句)
葡萄に込めたる波山の願い
煌めかん牡丹を守る葆光釉(ほこうゆう)

■ロッチと子羊 より
今日のお役立ち哲学

ヘーゲル 曰く
「人はなぜ働くのか?
 それは生きるためだけにあらず
 ひと角の人物になるためである。」

荘子 曰く
「万物斉同
 すべてのものは一つである」

■夏井いつき俳句チャンネル より
【久しぶりの外ロケ】宝厳寺にやって来ました!

宝厳寺(ほうごんじ)に通じる坂が上人坂。
8月に本堂と庫裏が全焼してしまう事故がありました。
その時に、境内にある二本の銀杏の木が
火を防いでくれて山門だけが焼けずに済んだそうです。
子規の句碑があります。
「色里や十歩はなれて秋の風   正岡子規」
色里とは遊郭のこと。
上人坂には遊郭が並んでいたそうです。
上人坂のどん尻が宝厳寺。
宝厳寺は時宗の一遍上人が生まれたお寺だと言われています。

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