きょろきょろと挙動不審のルリビタキ
悠々と青を背負ったルリビタキ
青と黄を見せびらかせてルリビタキ
紅き実を胸張り突くルリビタキ
老鶯(ろうおう)や鳴き声高く消え行かん
言葉にできない、そんな夜。 より
怒りは「逃走」か「闘争」その時の感情は「焦土」美村里江
怒りが頂点に達したときの表現
普通、人は
急激に頭に血がのぼったとき
キレたやぶちキレた
などの言葉を使う。
でも私はつながった。
いままで故意に
つなげずにいた線が、
遂につながって電流が行き渡り、
充電完了。
綿矢りさ「かわいそうだね?」
憤怒 激しい怒り
憤激 許せない激しい怒り
憤懣(ふんまん) 我慢できない怒り
八月の末、文藝春秋を
本屋の店頭で
読んだところが、
あなたの文章があった。
「作者目下の生活に
厭な雲ありて、云々。」
事実、私は憤怒に燃えた。
幾夜も寝苦し思いもした。
小鳥を飼い、舞踏を見るのが
そんなに立派な生活なのか。
刺す。そうも思った。
大悪党だと思った。
川端康成への書簡 太宰治
求心と延伸の温度差よ
この空気の主成分は優しさ。
皆わかっていて、また気まずい。
美村里江
ごめんとしか言えず、時間が抜け落ちる。
崎山蒼志
あやまりすぎると余計白ける
綿矢りさ
「はい!ジャンガジャンガ♪
で、笑ってくれる
君でいてくれ
ヒャダイン
傷(しょう)増すと 業 ON
小沢一敬
野茂は竹
しなることはあるけど折れることはない
ラソーダ監督
やめてくれ、何度も
何度も思った、
何に対してかはわからない。
やめてくれ、
あたしから背骨を、
奪わないでくれ。
推しがいなくなったら
あたしは本当に、
生きていけなくなる。
宇佐見りん 「推し、燃ゆ」 より
あの一回。
最後にこの目に焼き付けた
あの一回。
何百万回再生ではない
あの一回。
ファンに引退はない。
今日もあの偉大なる姿に
背中を押される。
金子茂樹
いろいろ思うことあるのに
私、ずっと「ありがとう」しか叫んでいなかった。
そういう事なんだろうな。ね。うん。
生まれてきてくれてありがとう。
私は感情を知ったよ。ありがとう。ありがとう。
ヒャダイン
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