2022年5月15日日曜日

種田山頭火の俳句と「筍」と名言

移住者の守る伝統過疎の夏
夏が来た神山すだちの鶏天
仕留めたり残る羽音や越冬蚊
解体後佇む門や夏の空
憂いある視線の先の夏の庭

■夏井いつき俳句チャンネル

【ベンチで山頭火】
夏井いつきが山頭火の句に辛口コメント?
句集『草木塔』から100句選します

炎天をいただいて乞ひ歩く
鴉(からす)啼いてわたしも一人
生死の中の雪ふりしきる
木の葉散る歩きつめる
踏みわける萩よすすきよ
この旅、果てもない旅のつくつくぼうし

■一分季語ウンチク 「筍」

「筍」竹の芽になってくるわけなのですが
竹は地面の中を横に横に根をはる習性があります。
初夏の頃になって出てくる新芽が「筍」です。
あれだけ立派に食べるものが芽とは驚きますが
初夏の風物詩です。

■名言
シドニー・J・ハリス 曰く
「忙しすぎるときこそが、休むべき時である。

福田敬子 曰く
「強く、やさしく、美しく。」

種田山頭火 曰く
「無理をするな、素直であれ。
 すべてがこの語句に尽きる、
 この心構えさえ失わなければ、
 人は人として
 十分に生きてゆける。」


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