夏が来た神山すだちの鶏天
仕留めたり残る羽音や越冬蚊
解体後佇む門や夏の空
憂いある視線の先の夏の庭
■夏井いつき俳句チャンネル
【ベンチで山頭火】
夏井いつきが山頭火の句に辛口コメント?
句集『草木塔』から100句選します
炎天をいただいて乞ひ歩く
鴉(からす)啼いてわたしも一人
生死の中の雪ふりしきる
木の葉散る歩きつめる
踏みわける萩よすすきよ
この旅、果てもない旅のつくつくぼうし
■一分季語ウンチク 「筍」
「筍」竹の芽になってくるわけなのですが
竹は地面の中を横に横に根をはる習性があります。
初夏の頃になって出てくる新芽が「筍」です。
あれだけ立派に食べるものが芽とは驚きますが
初夏の風物詩です。
■名言
シドニー・J・ハリス 曰く
「忙しすぎるときこそが、休むべき時である。
福田敬子 曰く
「強く、やさしく、美しく。」
種田山頭火 曰く
「無理をするな、素直であれ。
すべてがこの語句に尽きる、
この心構えさえ失わなければ、
人は人として
十分に生きてゆける。」
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