小鳥引く君の背に見るさようなら
四十雀(しじゅうがら)梅の香聞きてご満悦
金縷梅(まんさく)や形違えて春告げん
初雷や嘘従えて生きていく
春日陰黒き中よりほのぼのと
プレバト纏め 春光戦決勝
ハプニングで一句
1位 立川志らく
影のような野良犬に桜ながし
(「桜流し」とは桜を散らせてしまい流してしまう雨のこと。)
2位 森口瑤子
馬の子に弄(いじ)られてゐるアナウンサー
添削(季語である「馬の子」主役に立てる。)
馬の子になつかれ過ぎてアナウンサー
3位 村上健志
光風や控え選手のペンの減り
添削
春風や控え選手のペンの減り
風光る控え選手のペンの減り
4位 横尾渉
日本の空港ホテル雪の果
添削(説明を嫌う俳句ですが
説明がないと解らないことの方が多いです。)
春雪に閉ざされ空港ホテルの夜
5位 馬場典子
青き日も苦き日もあり青慈姑(あおぐわい)
添削(季語を主役にし「青」のダブりをなくす。)
青慈姑ころん若き日とは苦し
青慈姑ほくり若き日とは苦し
6位 藤本敏史
子供等の後ろの蜂のホバリング
添削(ホバリングは使われ過ぎているとのことですが、
相当、人の句を読み込んでいる人でないと判断できません。)
子供等の後ろを蜂の防衛軍
7位 梅沢富美男
長閑なり細くたなびく湯の放屁
添削(「たなびく」を添削して欲しかった。)
長閑なり湯にたなびける放屁の泡
8位 北山宏光
刀折損(かたなせっそん)続ける殺陣(たて)や花吹雪
添削(季語を主役に立てる。)
花らんまん折れて続ける殺陣シーン
9位 千原ジュニア
迫る電柱 顔面5㎜の春
添削(ひょっとして事故後手術してくれたのは高須克弥院長では…?)
顔面潰る電柱スローモーに春
10位 東国原英夫
カンガルー泊めて2DK朧
添削(内容の詰めこめすぎなのでは?添削しても理解できません。)
カンガルー預かってゐる朧かな
東国原英夫氏の作品にがっかり…。
期待していたのに…。
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