春塵やヒール楽しむ人のをり
春の闇今も息付く楽茶碗
自然との距離を保ちて春の星
風光る枯れることなき芸の花
藪椿茶碗仕組みて待つ時間
吉行淳之介 曰く
「汚れるのが厭ならば、
生きることをやめなくてはならない。
生きているのに汚れていないつもりならば、
それは鈍感である。」
大江健三郎 曰く
「たとえ、問題が
すっかり解決しなかったとしても、
じっと考える時間を持ったということは、
後で思い出すたびに
意味があったことがわかります。」
夏井いつき俳句チャンネル より
【おウチde俳句くらぶ】作品集が完成しました!
仄暗きポストの口に冬の蜂
凩を感知し猫の尾のぴるる
桐咲くや鳥の言語は二進数
椋鳥の群れなす理由空がきれい
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