「きみに読む物語」見た 紫苑咲く
友達は 自然にできる 寝待月
吾の味方なり 森羅万象 秋の宙
湯に浸かり 鈴虫の声 耳にして
プレバト纏め 2018年9月27日 金秋戦予選
予選のお題は「紅葉」で一句
1位 石井明
紅葉ふる コントラバスを 弾くはやさ
2位 千原ジュニア
750cc(ななはん)の アクセル戻し 紅葉踏む
↓時間軸に沿って詠む
アクセルを 戻し750cc 紅葉踏む
↓経験から取材する事で新鮮な材料がある
紅葉踏む 750cc アクセルを戻し
3位 中田喜子
耳すます 闇の羽音や 紅葉谷
↓欹てるとは注意して聞いたり見たりする事
欹(そばだ)てる 闇の羽音や 紅葉谷
4位 岩永徹也
千本鳥居 紅葉辿りて 神隠し
↓違った紅を入れ込んでいる
千本鳥居 辿り紅葉の 神隠し
5位 ミッツ・マングローブ
色ながら散る 今夜から 横恋慕
↓色ながら散るの傍題は紅葉かつ散る バランスが問題
色ながら散るや 今宵の 横恋慕
6位 千賀健永
地球の血潮ぞ 足下の 紅葉谷
↓高低差の表現が見事 上の句の大袈裟な表現は問題
地の噴きし 血潮か 紅葉谷足下
7位 三遊亭円楽
老いてなお 色変えぬ松 芸の道
↓色変えぬ松は晩秋に木々が紅葉落ち葉する中
松が緑でいる事を讃えた秋の季語
老いて 色変えぬ松あり 芸の道
↓追悼句は対象者を明確にする言葉を入れる
色変えぬ松 高座に遺す 扇子(かぜ)一本
8位 柴田理恵
主なき庭に 満天星紅葉 燃ゆ
↓満天星紅葉とはドウダンツツジの葉が紅葉する季語
紅葉と燃ゆは相当の覚悟が必要
荒れ兆す庭の 満天星紅葉かな
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