山法師の実 ほんのり朱く 頬抑え
稲干す日 不快指数の 高きこと
秋ふしぎ すがれた人に まだ未練
迷うこと 秋の醍醐味 謳歌せん
プレバト纏め 2018年9月13日
古書店街で一句!
1位 相田翔子
初恋と 秋の陽香る 古書百円
(秋の陽 秋の季語)
2位 岡江久美子
魂祭(たままつり) 父の香を追う 書斎かな
↓(魂祭とは先祖の霊を祭る行事)
父の香を 慕う魂祭の 書斎
3位 ジェジュン
夕虹や 母のカレーの 馨る路地
↓(俳句の基本形 凡人的発想)
夕虹や 母のカレーを おもう路地
4位 大和田伸也
街漁り 見つけし古書や 帰路良夜
↓(良夜 秋の季語 月の明るい美しい夜
動作を入れ込み過ぎない)
古書街を 漁る一冊 帰路良夜
5位 ひょっこりはん
参考書 窓から灯す 花火かな
↓
参考書 めくれば窓の 大花火
特待生昇格試験
フルーツポンチ 村上健志
作家別に 揃え直して 夜は長し
(夜長 長き夜が正しい季語
動作に心情がよく表れている
複合動詞がよく考えられている)
梅沢富美男
長き夜に 母の声音(こわね)の 「ぐりとぐら」
↓(「に」以外ダメか?一回考える助詞)
長き夜や 母の声音の 「ぐりとぐら」
来週のお題は「駅の花屋」
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