2018年9月15日土曜日

古書店街で一句

次世代は デザイン思考 秋の夢
山法師の実 ほんのり朱く 頬抑え
稲干す日 不快指数の 高きこと
秋ふしぎ すがれた人に まだ未練
迷うこと 秋の醍醐味 謳歌せん

プレバト纏め 2018913

古書店街で一句!

1位 相田翔子
初恋と 秋の陽香る 古書百円
(秋の陽 秋の季語)

2位 岡江久美子
魂祭(たままつり) 父の香を追う 書斎かな
(魂祭とは先祖の霊を祭る行事)
父の香を 慕う魂祭の 書斎

3位 ジェジュン
夕虹や 母のカレーの 馨る路地
(俳句の基本形 凡人的発想)
夕虹や 母のカレーを おもう路地

4位 大和田伸也
街漁り 見つけし古書や 帰路良夜
(良夜 秋の季語 月の明るい美しい夜 
  動作を入れ込み過ぎない)
古書街を 漁る一冊 帰路良夜

5位 ひょっこりはん
参考書 窓から灯す 花火かな
参考書 めくれば窓の 大花火

特待生昇格試験
フルーツポンチ 村上健志
作家別に 揃え直して 夜は長し
(夜長 長き夜が正しい季語 
 動作に心情がよく表れている
 複合動詞がよく考えられている)

梅沢富美男
長き夜に 母の声音(こわね)の 「ぐりとぐら」
↓(「に」以外ダメか?一回考える助詞)
長き夜や 母の声音の 「ぐりとぐら」

来週のお題は「駅の花屋」

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