2018年9月2日日曜日

夏休みの終わりで一句

独り咲き 独り枯れ行く 秋の草
秋草や 我が人生に 似すぎをり
気付かれず 見ても貰えぬ 秋の草
秋草や 独り遊びの ジーニアス
秋の草 我を導き 命絶え

プレバト纏め 2018830

「夏休みの終わり」で一句

1位 渡辺えり
生きる人も死んだ人も 宿題かかえ 走る江ノ電

五七五でない・自由律俳句・無季句を詠む時は
内容に合うリズムを探さないといけない
詩の核を作らないといけない

2位 たんぽぽ 白鳥久美子
発車ベル 秋風めくる 参考書
参考書 手に秋風の 発車ベル

3位 武井壮
夏逝くや 離郷の尾灯 連なりて
↓(イメージの近い言葉に注意、字余りにする事で余韻を残す)
行く夏や 離郷のテール ランプの列

4位 西川貴教
近江富士 鮎の友釣り 里帰り
↓(三段切れ 切れのない形で映像を描く)
近江富士 過ぎ鮎釣りの 川を過ぎ

5位 加藤一二三
江ノ電に 夏のりて見る 海景色
江ノ電の 夏よ対局 なき日々よ

特待生昇格試験
フルーチポンチ 村上健志
八月の 海を置き去る バイクかな

「かな」を理解している 
「かな」とは判断を相手に委ねる・託す
八月のイメージは終戦後、「原爆忌」「終戦日」「お盆」とかが
あるので生きるとか死ぬとかのイメージを持ち始めている

東国原英夫
草茂る 洞窟のこと 他言せず

語らないで伝える力を持っている

次回のお題は「秋の味覚」

0 件のコメント:

コメントを投稿