2018年9月22日土曜日

駅の花屋さんで一句

青北風(あおぎた)や 未知と既知との せめぎ合い
悠然と カメラ目線の 蜻蛉(とんぼ)かな
偽りの 自由彷徨う 月夜茸
秋髙し 生きてる限り ニュートラル
秋の夕 倦まず弛まず(うまずたやまず) 目を酷使

プレバト纏め 2018920

駅の花屋さんで一句!

1位 たんぽぽ 白鳥久美子
晴天に 雲描く筆 花すすき
(青・白・銀という色が表現されている。)

2位 柴田阿弥
花うんと 教えし祖父や 星月夜
↓(星月夜とは秋の季語で月のない夜に満天の星が広がること。)
花の名を 教えし祖父や 星月夜

3位 遼河はるひ
雑踏抜け 花一つ買い 夜長堪ゆ
(動詞の数に注意。発想がナイーブ。)
花一つ 買うて夜長を 堪えんとす

4位 Kis-My-Ft2 北山宏光
妻に媚び 秋薔薇包み 酔い終電
(経験を如何して詠まないのか?)
妻へ買う秋薔薇 終電のほろ酔い
妻へ買う秋薔薇 終電の微醺(びくん)

5位 泉谷しげる
思い草 家族に向かう 帰路の線
↓(思い草 ナンバンギセル 秋の季語)
家族に向かう 帰路の車窓の 秋の草

特待生昇格試験
フルーツポンチ 村上健志
真夜中の 花屋の灯り 秋澄めり
(秋澄む 秋の季語 秋の澄んだ大気の事 季語の選択が見事!)

東国原英夫
女店員の 頸にキス跡 桔梗買う
↓(桔梗の花言葉 気品・清楚 季語の印象が薄い。バランスの問題。)
桔梗(きちこう)を勧める 首筋にキス痕
白桔梗を勧める 首筋にキス痕

俳句対外試合
プレバトVS山口県立徳山高校(俳句甲子園2018年優勝校)

1回戦
FUJIWARA 藤本敏史
マッチ箱の 汽車眩し 夕虹の街

弘松準平
峯雲や 俳都に向かう 船の上

2回戦
◎浅原佑斗
トロフィー掲ぐ(かかぐ) 松山の天髙し

フルーツポンチ 村上健志
西日へと 坊っちゃん列車 転回す

3回戦
◎東国原英夫 
鰯雲 仰臥の子規の 無重力
(仰臥とは上向きに寝た状態。鰯に弱さを託した。)

西村
朧月 人それぞれに ある言葉

個人的にはディペートは好きでないので
VSには好感が持てませんでした。
それぞれが共感したり好感を持ったりすれば良いのでは・・・?

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