悠然と カメラ目線の 蜻蛉(とんぼ)かな
偽りの 自由彷徨う 月夜茸
秋髙し 生きてる限り ニュートラル
秋の夕 倦まず弛まず(うまずたやまず) 目を酷使
プレバト纏め 2018年9月20日
駅の花屋さんで一句!
1位 たんぽぽ 白鳥久美子
晴天に 雲描く筆 花すすき
(青・白・銀という色が表現されている。)
2位 柴田阿弥
花うんと 教えし祖父や 星月夜
↓(星月夜とは秋の季語で月のない夜に満天の星が広がること。)
花の名を 教えし祖父や 星月夜
3位 遼河はるひ
雑踏抜け 花一つ買い 夜長堪ゆ
↓(動詞の数に注意。発想がナイーブ。)
花一つ 買うて夜長を 堪えんとす
4位 Kis-My-Ft2 北山宏光
妻に媚び 秋薔薇包み 酔い終電
↓(経験を如何して詠まないのか?)
妻へ買う秋薔薇 終電のほろ酔い
妻へ買う秋薔薇 終電の微醺(びくん)
5位 泉谷しげる
思い草 家族に向かう 帰路の線
↓(思い草 ナンバンギセル 秋の季語)
家族に向かう 帰路の車窓の 秋の草
特待生昇格試験
フルーツポンチ 村上健志
真夜中の 花屋の灯り 秋澄めり
(秋澄む 秋の季語 秋の澄んだ大気の事 季語の選択が見事!)
東国原英夫
女店員の 頸にキス跡 桔梗買う
↓(桔梗の花言葉 気品・清楚 季語の印象が薄い。バランスの問題。)
桔梗(きちこう)を勧める 首筋にキス痕
白桔梗を勧める 首筋にキス痕
俳句対外試合
プレバトVS山口県立徳山高校(俳句甲子園2018年優勝校)
1回戦
◎FUJIWARA 藤本敏史
マッチ箱の 汽車眩し 夕虹の街
弘松準平
峯雲や 俳都に向かう 船の上
2回戦
◎浅原佑斗
トロフィー掲ぐ(かかぐ) 松山の天髙し
フルーツポンチ 村上健志
西日へと 坊っちゃん列車 転回す
3回戦
◎東国原英夫
鰯雲 仰臥の子規の 無重力
(仰臥とは上向きに寝た状態。鰯に弱さを託した。)
西村
朧月 人それぞれに ある言葉
個人的にはディペートは好きでないので
VSには好感が持てませんでした。
それぞれが共感したり好感を持ったりすれば良いのでは・・・?
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